アゼルバイジャンのビザ（e-Visa）取得方法

アゼルバイジャンでも2017年1月10日から30日以内のシングル・観光ビザをインターネット上での申請・取得が開始されました。インターネット上で取得できるビザはe-Visaと呼ばれており、インド、カンボジア、タジキスタンなどでもe-Visaが導入されております。

ASAN VISA

アゼルバイジャンのe-Visaは下記Webサイトから申請します。このサイトは「ASAN VISA」と呼ばれています。
https://evisa.gov.az/en/
TOPページの「Standard e-visa」または「Application」をクリックします。

下記の2項目をプルダウンで選択します。

Country / Region（国）
Travel document（パスポートの種類）

一般的には国名は「Japan」、パスポートの種類は一般旅券の「Ordinary Passport」を選択します。「Verification code」は表示されている文字を入力して「Continue」をクリックします。

ビザの種類・入国予定日・料金

入国目的や入国予定日を入力

ここでは入国目的や入国予定日を入力します。

Purpose of visit（入国目的）
Consideration period（発給日数）
Date of arrival in country（入国予定日）

入国目的は観光なら「Tourism」を選択します。次の「Consideration period」はビザ発給日数になり特に急いでいなければ3営業日の「Standard (within 3 days)」、急ぎの場合は3時間の「Urgent (within 3 hours)」を選択します。急ぎを選択するとビザの手数料が加算されます。次の入国予定日はカレンダーから選択します。入国予定日とビザの有効期限が表示されていますので上手く予定を組みます。ビザの有効期限は30日、申請は180日前から可能になっています。

今回は急いでおらず3営業日で申請しますのでビザ代20ドル＋手数料3ドルになり最終的に決済手数料が加わり支払総額は24ドルになりました。

最後に質問のチェックボックスにチェックを入れます。質問はHIV、B型肝炎、Ç型肝炎に感染していないというものです。

「Conditions for issuing e-Visas」といろいろと文章が表示されますが、緑色のボタンをクリックして進みます。

パスポート情報の入力

パスポート情報入力画面

ここからパスポート情報の入力になります。

パスポートの写真欄の画像はスマートフォンで撮影したものでも大丈夫ですがパスポート番号などがはっきりと確認できる画像でないといけませんので、ピンぼけになっていないか確認してからアップロードします。

最後の質問は、ナゴルノ・カラバフ共和国（2017年2月からアルツァフ共和国に改名）への渡航歴の確認です。

ナゴルノ・カラバフ共和国は元々はアゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ自治州でしたがソ連崩壊時に独立宣言と民族対立も重なりアルメニアとアゼルバイジャンとの間でナゴルノ・カラバフ戦争が勃発、ナゴルノ・カラバフとアルメニアを繋ぐ地域も事実上アルメニアの占領地域となっております。

もし、ナゴルノ・カラバフへの渡航歴が確認された場合はアゼルバイジャン入国が拒否される可能性があります。このナゴルノ・カラバフを巡る対立の影響によりアゼルバイジャンとアルメニアの国境は閉鎖され通行できなくなっています。

入力とアップロードが終わったら画面下の緑のボタン「Complete application」をクリックします。

入力完了画面

この画面が表示されたら先程入力したメールアドレスに支払い案内のメールが届きます。届いてなかったら「Resend e-mail」をクリックして再送信してもらいます。

カードでビザ代支払い

支払い案内のメール

メールを確認すると支払案内の内容で「If your e-Visa application is not completed within 8 hours, it will be deleted from the system. （8時間以内に支払ってね）」とありますので「Approve」をクリックして支払画面へ移動します。