コーカサス三国のアゼルバイジャン・バクーからシルクロード・中央アジアのウズベキスタン・タシケントまで飛行機で移動します。旅の舞台はコーカサス三国からシルクロード・中央アジアに移りウズベキスタン、キルギス、タジキスタンの3カ国を巡ります。
バクー駅前（28 MAY）から空港バスでヘイダル・アリエフ国際空港まで移動
バクー駅前（28 MAY）
、ホステルをチェックアウトして28 MAYへ移動します。
、バクー駅前（28 MAY）の空港バスのバス停にやってきました。
これから空港バスでヘイダル・アリエフ国際空港まで移動します。
バス停
空港バスのバス停は事前に場所を確認してあるので迷わず問題なしです。バス停には「Airport Express」と表示もされています。バクー駅前（28 MAY）のバス停から空港まで運賃は1.3マナトになります。
空港バス
、空港から乗客を乗せた空港バスが到着です。
空港バス
空港からの乗客を降ろして空港行きバスになります。スーツケースなど大きな荷物はトランクルームに預けます。
空港バスのICカードリーダー
空港バスはICカードが使えます。
空港バスの車内
空港バスの車内はエアコンが効いていて座席も立派です。ヤナルダグまで乗車したエアコン無し路線バスとは雲泥の差です。あちらは運賃0.3マナトで格安でしたけど。
空港への道
、空港バスが出発します。乗客は5人ほどでほとんど空席です。
、地下鉄KOROGHLU駅のバス停に到着です。数人が乗車しますが地元の人たちですので空港で仕事をしている人たちのようです。
ウズベキスタン航空でアゼルバイジャンからウズベキスタンまで移動
ヘイダル・アリエフ国際空港
、ヘイダル・アリエフ国際空港に到着です。初めにターミナル2に寄り、最後にターミナル1に到着です。
空港バス
バス停は市内へ向かう乗客が多数待っておりました。
ヘイダル・アリエフ国際空港
空港はカスピ海の石油・天然ガスで潤っていましたのでかなり立派な建物です。入口でセキュリティチェックがあり荷物のX線検査があります。
ヘイダル・アリエフ国際空港
ターミナルビル内部の作りも広くて豪華です。
チェックインカウンター
ウズベキスタン航空のチェックインカウンターが開いていますので並びます。チェックイン自体は2分ほどでかなりスムーズです。
、チェックイン完了です。あとはアゼルバイジャンの出国手続きです。
ヘイダル・アリエフ国際空港
時間があるので空港の様子を確認します。ヘイダル・アリエフ国際空港は3階建てで1階に到着ロビー、チェックインカウンター、ATM、両替所があります。
ATM
ATMは画面にVISA、MASTER、JCBのロゴがあります。両替所はドル、ユーロ、ポンド、ルーブル、トルコ・リラの表示のみ。出国手続き後の免税品店エリアにも両替所がありますが表示通貨はドル、ユーロ、ポンド、ルーブル、トルコ・リラのみでした。2階はフードコートになっておりマクドナルドがあります。3階が出発ロビーになります。
| 航空会社 | ウズベキスタン航空（UZBEKISTAN AIRWAYS） |
| 便名 | HY756 |
| 出発地 | ヘイダル・アリエフ国際空港（GYD） |
| 出発時刻 | 09:55 |
| 到着地 | イスラム・カリモフ・タシケント国際空港（TAS） |
| 到着時刻 | 13:30 |
| 距離 | 1630km |
| 運賃 | 245.6ドル |
、3階の出発ロビーへ移動します。まずはセキュリティチェックがあり手荷物のX線検査を受けます。金属探知機のゲートは男女別になっておりお姉さんの警備職員のいるゲートを通ろうとしたらおじさんのいるゲートに誘導されます。
セキュリティチェックの次はイミグレーションで出国手続きになります。朝の時間帯なので空いており待ち時間はほとんどありませんでした。パスポートとアゼルバイジャンのE-VISAを提出します。
ここで「アルメニアに行ったことあるか？」の質問があり、アゼルバイジャンとアルメニアがナゴルノカラバフを巡り対立しているという説明があります。ただそれだけでパスポートにアルメニアの入国スタンプがあっても特に問題はありませんでした。アルメニアとの問題を多くの外国人に知ってほしいという意味合いでの質問だったのでしょうか？
免税店エリア
、アゼルバイジャンの出国手続き完了です。免税店のエリアを通りますが買い物客はまばらです。
出発ゲート
ウズベキスタン航空HY756便の出発ゲートにやってきました。まだほとんど人はおりません。時間まで無料WiｰFiでインターネットに接続してウズベキスタンの情報収集をします。
ウズベキスタン航空HY756便
、予定より5分ほど早く搭乗開始になります。今回の機体はボーイング757になります。
機内
シートは3列＋3列になります。
機内
、ドアが閉まり時刻通り出発となりますが、機体は5分ほど動かずです。それほど混雑している空港とは思えませんが誘導路でも停まったりしながら、ようやく離陸します。アゼルバイジャン・バクーからウズベキスタン・タシケントまではカスピ海を横断、トルクメニスタンを通過するコースになり直線距離で約1630km、到着の予定です。
時差調整
アゼルバイジャンとウズベキスタンの間には時差が1時間あります。アゼルバイジャンよりウズベキスタンの方が1時間進んでおり、時刻は以下のような関係になります。
バクー（GMT+4） タシケント（GMT+5） 東京（GMT+9）
この先は時計を1時間進めます。
ウズベキスタン航空の機内食
機内食
、トルクメニスタン上空に入り機内食が配られます。
ピラフ、ハンバーグ、コーン、パン、ミニトマトなどです。量はそれほどではありませんがパッケージに入っておりかさばります。
ウズベキスタン・タシケントに到着
、トルクメニスタンからウズベキスタンに入ります。
、ウズベキスタンからカザフスタンに入ります。ウズベキスタンの首都タシケントはカザフスタンとの国境から20km程度しか離れていないので、カザフスタン上空を通り着陸態勢に入ります。
イスラム・カリモフ・タシケント国際空港（TAS）に到着
、イスラム・カリモフ・タシケント国際空港（TAS）に到着です。イミグレーションでの入国審査は待ち時間は少なく順番が来ます。カメラで撮影や指紋スキャンはなしで入国手続は終了。
、ウズベキスタンに入国、ターンテーブルで預けておいた荷物が出てくるのを待ちますが、荷物がなかなか出てこないのでトイレへ行っておきます。
、バックパックを回収して税関へ向かいます。税関検査は事前に入手した情報によればノービザが始まった辺りから所持金2000ドル以下なら税関申告は不要です。手荷物のX線検査のみということで税関へ行くと地元のウズベキスタン人は手荷物のX線検査を受けているのに、私は何故か税関職員に「Go exit！」と言われ検査無しでそのまま外に出されてしまいました。
イスラム・カリモフ・タシケント国際空港
イスラム・カリモフ・タシケント国際空港は珍しくターミナルビルが出発と到着で別々に分かれており、到着専用のターミナルビル内に到着ロビーが無く、税関を出たらそのまま空港の外になってしまいます。
空港の外に出迎えの人たちがいます
このように外に出迎えの人たちがおり外に到着ロビーに相当するエリアがあります。出迎えの人たちはターミナルビル内に入ることが出来ません。外には両替所、ATM、SIMカード売場などはありません。建物内のターンテーブルのあるエリアの免税品店にAsaka Bankの両替所があります。私はそのまま外に出てしまったので戻ることが出来ず両替ができません。
両替を忘れてしまいましたのでウズベキスタンの通貨スムがありません。予約しておいたホステルは空港から約4kmなので歩ける距離です。そのまま歩いていきます。空港からタシケント市内へ歩いていると61、106、45、77番バスが空港からタシケント市内へ向かうのが確認できました。市内のどこへ行くのか不明ですが複数の路線バスが市内へ乗り入れています。
*空港バス停からタシケント駅へは40、76番バスで行けます。
Tashkent Backpacker’s Hostel
、Booking.comで予約しておいた「European Backpacker & Sakura Hostel」に到着したのですが看板は「Tashkent Backpacker’s Hostel」になっています。名前が違っていたけど予約はちゃんと入っていたので大丈夫でした。
Tashkent Backpacker’s Hostel
部屋は1泊8ドル（ドル払いOK）のエアコン付き14人ドミトリーです。
銀行で両替
タシケント駅（ТАШКЕНТ Ц）
周辺の状況確認と両替のためにタシケント駅へ向かいます。こちらがタシケント駅できれいに整備されています。タシケントにはタシケント駅（ТАШКЕНТ Ц）とタシケント南駅（ТАШКЕНТ ЮЖ）がありますのできっぷを買うときは乗車駅を間違わないようにしないといけません。
Universalbank
、タシケント駅近くのUniversalbankにやってきました。ここでドルをウズベキスタン・スムに両替します。この日の公定レートは1ドル＝7791.88スム、複数の銀行レートを確認すると1ドル→7760スムが多いので、このレートのUniversalbankで20ドル両替します。
両替レート1ドル→7760スム
両替額20ドル→155200スム
ウズベキスタン中央銀行は2017年9月4日に公定レートを切り下げ闇レートに合わせており、為替レートが一本化され闇両替を使う必要は事実上無くなりました。公定レート切り下げ後も闇両替は行われていますが銀行レートより少し良い程度の1ドル→7800スムでしたので利用価値は大幅に低下しています。
両替のレシート
銀行での両替ですので両替の書類がもらえます。ドル→スムの両替ではパスポートは不要でした。この両替時にもらうレシートは銀行でスムからドルに再両替するときにも必要なので念の為に出国まで保存しておきます。
スム紙幣
事前にネットで調べた情報だと5000スムや1000スムの紙幣で小額でも札束で払われるみたいな事が書かれていましたが情報は陳腐化しており、2017年に10000スム紙幣、50000スム紙幣が導入されており実際には50000スム紙幣で支払われて札束にはなりませんでした。
小額紙幣を入手するため駅前の商店でペプシコーラ 1.5L 7000スムを購入します。高額紙幣の50000スム紙幣は嫌がられるかと思ったら問題なく使用できお釣りは5000スム紙幣と1000スム紙幣で返ってきました。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 交通費 | 1.3マナト | 空港バス |
| 合計 | 1.3マナト | – |
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 宿泊費 | 8ドル | – |
| 合計 | 8ドル | – |
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 17700スム | – |
| 合計 | 17700スム | – |
