マルシュルートカでメルセデスベンツ販売店へ移動
、バス停Vardan Mamikonyanにやってきました。
バス停近くの広場にはアルメニアの英雄Vardan Mamikonyanの像があります。
38番バス、73番マルシュルートカがGai Bus Station近くのメルセデスベンツ販売店まで行きます。乗車するのは環状線外側のバス停になります。北東方向へ向かうバスです。
このバス停は73番マルシュルートカは表記されていませんが手を挙げれば停まってくれます。実際に昨日ここでメルセデスベンツ販売店へ行く途中に乗客の乗り降りがありました。
、38番バスに乗車します。
、メルセデスベンツ販売店の交差点から100-200m離れたバス停で下車します。運賃は100ドラム(23円)です。バス停から来た道を戻りメルセデスベンツ販売店に到着です。
こちらが目印のメルセデスベンツ販売店です。
この南がGoogle MapsでGani Bus Stationとなっているのですが、実際には駐車場でバスターミナルではありません。
エレバンからガルニ神殿・世界遺産ゲガルド修道院のルート
今回の移動経路は以下のようになります。実際にGPSで収集したログでエレバン市内からガルニ神殿(Garni Temple)・世界遺産ゲガルド修道院(Geghard Monastery)までの行きと帰りのルートです。これからアルメニアまで行く人は参考程度になるかもしれません。
バスでガルニ神殿へ移動
バスが停車しているのはメルセデスベンツ販売店の西側です。この辺りにバスが停車しています。奥に黄色のバスが見えます。
、265番バスに乗車します。バスは満席になると出発のようです。
ガルニ神殿、世界遺産ゲガルド修道院のあるガルニ(Garni)、ゴグド(Goght)方面行きです。
昨日は266番マルシュルートカが停車していましたが、他には284番バスもいます。
284番バスもガルニ、ゴグド方面行きです。
、265番バスが出発します。乗客の集まり具合から1時間に1本の割合でガルニ、ゴグド方面へ265,266,284が運行しているようで乗客が多いと運行間隔が短くなりそうです。
標高1500mの山を越えてガルニへ向かいます。
、ガルニでバスを下車します。運賃は250ドラム(48円)です。
バスを降りた所からガルニ神殿の標識に沿って南へ歩いていきます。
ガルニ神殿(Garni Temple)
ガルニ神殿に到着です。入場料はアルメニア人500ドラム(115円)、外国人1500ドラム(345円)になります。ここで日本語で話しかけられて、初め誰かと思ったらウクライナのキエフで同じホステルに泊まっていた世界一周中の御夫婦でした。コーカス三国へ行くと聞いていましたがここで再会するとは驚きです。宿泊しているホステルのツアーでエレバンの世界遺産巡りをしているそうで、私とは違って豪華な旅です。
ガルニ神殿はアルメニア王Tiridates Iの治世である1世紀の77年に建設されたと考えられています。古代ギリシャの影響を受けたアルメニアに残る唯一のヘレニズム建築になります。神殿は17世紀の1679年に発生した地震で倒壊しましたが1975年に再建されました。
入場料1500ドラムなのですが神殿以外は特に見所は無し。平日の火曜日なのに観光客が多く子供の姿が目立ちます。どうしても「学校はどうした?」という疑問が出てきます。
神殿からはアザト川上流域の峡谷が見えます。
ガルニ神殿は峡谷の崖の上に建てられています。
ガルニ村からゴグド村・世界遺産ゲガルド修道院へ移動
、ガルニ村への道と国道の合流地点でバスを待ちます。予想だと次はエレバン出発時に隣に停車していた284番バスが来るはずです。、予想が外れて266番マルシュルートカが来ました。満席で座れず10分ほど立ち席になります。
、ゴグドに到着です。村の入口にあるバス乗り場で降ろされます。ガルニからゴグドまでの運賃は250ドラム(48円)です。ゴグドのバス乗り場から世界遺産ゲガルド修道院までは約5kmの道のりになります。ルートはゴグド村を通り抜ける道と国道沿いに歩く2通りです。
国道沿いが楽なんでしょうけど天邪鬼な私はゴグド村を通り抜けるルートで行きますが、すぐにタクシーのドライバーさんが声を掛けてきます。ゴグドからゲガルド修道院まで1000ドラム(230円)だそうです。日本円で考えれば安いのですが5kmで1000ドラムなら利用価値なしと判断して歩きます。村を通り抜けるルートは勾配がきつく1本道ではないのでGoogle Mapsがないと道に迷います。
、ゴグドを抜けて国道に出ました。初めから国道沿いを歩いたほうが良かったです。
国道からはアザト川上流域の景色が見えますが遠くにまで道路が続いているのが見えます。あそこまで歩かないといけないとゲガルド修道院にたどり着けません。
ここで追い抜いていった車が停車して世界一周中の御夫婦の旦那さんが出てきました。もうとっくにゲガルド修道院へ行っていたと思ったのですがガルニ神殿でトレッキングしていたそうで、ゲガルド修道院へ行く途中に歩いている私を見つけてついでに乗せてくれるということでゲガルド修道院へ一気に行きます。
世界遺産ゲガルド修道院(Geghard Monastery)
、世界遺産ゲガルド修道院(Geghard Monastery)に到着です。ここは入場料無料ですが平日なのに観光客で混雑しております。今までに訪れた公共交通機関で行けないような世界遺産は平日は空いていたのですが、アルメニアの場合はどうやら当てはまらず平日でも混雑しております。
ゲガルド修道院の正確な設立年は不明ですが初期のキリスト教徒により造られたと考えられております。それは4世紀にアルメニア教会のSt. Gregory the Illuminatorの洞窟修道院(Aiyrivank)として知られておりました。
920年にイスラム勢力により修道院が破壊されます。
現在の聖堂は1215-1283年に再建されたものになります。
13世紀にキリストの処刑に使用された槍とノアの箱舟の破片とされる木片が遺物として収められました。1127年にモンゴル帝国、1840年には地震により倒壊していますが再建されて現在に至ります。
洞窟修道院とも呼ばれていましたので修道院には洞窟の部分もあり奥には祭壇もあります。
山の崖の部分には十字架が彫られており観光客の中にはお祈りしている人もおりました。
崖下にはこの様に石が積まれた場所がありキリスト教でも石を積むことに何か意味があるのでしょうか?
賽の河原みたいなところなのでしょうか?
、ゴグド村が見えてきました。
、ゴグドの入口にあるバス乗り場に戻ってきました。
ゴグドからゲガルド修道院の間で路線バスやマルシュルートカに遭遇することはありませんでした。遭遇したのはドライバーさんの自宅に戻っていた284番バス1台だけでした。
ここには266番マルシュルートカが3台停車しておりドライバーさんたちが休憩中でした。
、266番のマルシュルートカが出発します。乗客は私一人で途中で地元の人たちを乗せていきます。
、266番バスとすれ違います。
、265番バスとすれ違います。バス、マルシュルートカとは5台すれ違います。
、エレバンに戻ってきました。運賃は250ドラムで意外にもガルニ(Garni)までと同じ運賃でした。
、メルセデスベンツ販売店の一つ手前のバス停から1番トロリーバスに乗車します。1番トロリーバスは自由広場の裏側を通りエレバン中心部を北東から南西へ通り抜けていきます。エレバン駅の西側を通り終点は地下鉄の終着駅Garegin Nzhdehi Squareと同じでした。
、終点のGaregin Nzhdehi Squareに到着です
、Garegin Nzhdehi Squareは地下鉄の始発駅になりますので確実に座れます。
地下鉄の運賃は100ドラム(23円)です。
、Zoravar Andranik駅に到着です。外に出るとロシアモールの真下が地下鉄駅でした。
アララトビール
夜はアララトビールで一杯やります。
ARARAT BEER アルコール4.5% 500ml 380ドラム(87円)
アララトビールはエレバンビールと並びアルメニアを代表するアルメニアビールです。味の方は苦み控えめで飲みやすいです。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 1300ドラム | – |
交通費 | 100ドラム | 地下鉄 |
交通費 | 100ドラム | 路線バス |
交通費 | 100ドラム | トロリーバス |
交通費 | 250ドラム | エレバン(Yerevan)→ガルニ(Garni) |
交通費 | 250ドラム | ガルニ(Garni)→ゴグド(Goght) |
交通費 | 250ドラム | ゴグド(Goght)→エレバン(Yerevan) |
ガルニ神殿 | 1500ドラム | – |
合計 | 3850ドラム | – |