インド北部のヒマーチャル・プラデーシュ州キナウル地方レコンピオ(Reckong Peo)にやってきました。山に囲まれたレコンピオはキナウル地方からインド・中国の国境地帯を通り抜けてスピティ地方に向かう際の拠点となる町です。今回のアジアパックパッカートラベルではレコンピオにある「The Alpine Nest Hotel」に宿泊しましたので紹介したいと思います。
アクセスなど
標高2400mに位置するレコンピオのバスターミナルから西のカルパ村に向かう途中にあります。徒歩ですと30分掛かりますが、レコンピオからカルパ村に向かうバスに乗車すれば10分です。バスはホテルの前を通過しますので上手く行けばホテルの前で降ろしてもらえます。小さいですけど表に看板は出ています。
ロケーションなど
The Alpine Nest Hotel
住所:Yuwaringi, Reckong Peo, Kinnaur district, Himachal Pradesh, 172107 India
GPS座標:N31° 32.223′ E78° 15.876′
設備
Booking.comで予約しており部屋は1泊605ルピー(913円)の6人ドミトリーになります。部屋の広さは特に広くもなく狭くもなく、窓が大きめなので室内は明るいです。標高2500mの高地にあるのでエアコンは無しです。
ベッドには読書灯とコンセントがあり、ベッド下にはロッカーがあり基本設備は問題ありません。
Wi-Fiは電波が部屋まで届かずレセプション周辺のみで使用可能でした。ただし、レコンピオは辺境地域なので速度はかなり遅く使い物になりません。AirtelのSIMカードを購入してモバイル回線を利用した方が快適です。
バルコニーからはキナウル地方の山々が見えます。
トイレ・シャワーは部屋にあり、トイレはトイレットペーパー無し、水の流れは問題ありません。
シャワーは温度、湯量ともに問題ありません。換気扇が付いていないので湿気が溜まりやすいのが残念です。
周辺はレコンピオの西にあるカルパ村まで足を伸ばすとキナウル・カイラス(6050m)の山々が見られます。
良い点
- カルパ行きのバスがホテルの前を通る
- 設備が清潔
レコンピオとカルパを結ぶルート上にホテルがありカルパ行きのバスがホテルの前を通りますので移動に便利です。比較的新しい建物で設備が新しいです。
悪い点
- レコンピオ中心部から離れている
- Wi-Fiの電波が部屋まで届かない
レコンピオからカルパに向かう途中にあるので、周辺は森とホテルやゲストハウスしかなく、レコンピオ中心部までは徒歩30分程かかりますが、バスに乗車すれば10分ほどで行けます。部屋にまでWi-Fiの電波が届かないのですが、レコンピオは固定回線のインターネットは使い物にならないのでそれほど不便ではありません。
総合的にはレコンピオでの宿泊先候補に入れても良いでしょう。町の中心部からは離れていますが、カルパ村に行く際にはホテルの前をバスが通りますので交通の便は文句無しです。