インド北部のヒマーチャル・プラデーシュ州スピティ地方カザ(KAZA)にやってきました。標高3600mに位置するスピティ地方のカザはインドの中でもチベット文化圏に属する町です。今回のアジアパックパッカートラベルではカザ中心部近くにある「The Travellers Shed」に宿泊しましたので紹介したいと思います。
アクセスなど
カザのバスターミナルから徒歩10分ほどの場所にあります。オールド・カザ地区のバスターミナルからは道なりに歩いて行くとニュー・カザ地区との境界の橋の近くにホステルがあります。
ロケーションなど
The Travellers Shed
住所:Khasra No 145, Near Patvari Office, Kaza Khas, Spiti, Himachal Pradesh 172114, India
GPS座標:N32° 13.633′ E78° 04.311′
設備
Booking.comで予約しており部屋は1泊400ルピー(609円)の6人ドミトリーになります。部屋はかなり広めです。
ベッドには読書灯は無し、コンセントは一部のベッドのみにあります。
トイレ・シャワーは部屋の外にトイレ兼シャワーが1箇所のみです。トイレはトイレットペーパー無し、水は流れます。シャワーは湯量、温度ともに問題ありません。
Wi-Fiは部屋でも使用可能ですが、インターネットには繋がりませんでした。スピティ地方は辺境地域で通信事情が悪いので、Wi-Fiに繋がっても回線不通の場合がありインターネットが使えないです。ちなみに携帯電話はBSNLのGSMのみ利用可能でした。Airtel、Jio、Vodafoneは基地局が整備されておらず利用不可でした。
ちなみにカザのレストランでWi-Fiが使える所もあるのですが、Googleで検索結果を表示させるところまでしか使えませんでした。Yahooはタイムアウトしてしまうほどの遅さで速度はアナログモデム以下です。カザでインターネットは使えないと考えていた方が無難です。
1階にレストランが併設されており外へ行かなくても食事が出来ます。ただし、値段が高いのでバスターミナル周辺のレストランで食べた方が安く済みます。
周辺は徒歩10分ほどでバスターミナルやパーミット事務所に行けます。
良い点
- バスターミナルに近い
バスターミナルに近いので交通の便が便利です。
悪い点
- トイレ・シャワーは1箇所のみ
- ベッドに読書灯・コンセント無し
トイレ・シャワーはトイレ兼シャワーが1箇所のみなので宿泊者数に対して数が少なすぎです。ベッドに読書灯・コンセントが無いのも不便です。一部のベッドにはコンセントがあるのですが、元々はドミトリーを想定しておらず個室としての部屋だったようです。
総合的には寝るだけならというホステルです。インドの辺境地域ですので設備面は一切期待してはいけません。電力が昼夜問わず供給されていたのが救いでしょうか。それでも不定期で1時間以上の停電が発生していました。