インド北部のヒマチャル・プラデーシュ州ダラムサラのマクロードガンジから首都ニューデリーまでバスで移動します。ニューデリーまでのバスは大まかに分けると2種類あります。ツーリストバスとローカルバスです。
- ツーリストバス
基本はエアコン付きのバスでニューデリーまで直通です。バス会社によって出発地や到着地が違うので注意が必要です。チケットは大体1500ルピー前後です。 - ローカルバス
ヒマチャル・プラデーシュ州の公営バス会社HRTC(Himachal Road Transport Corporation)が運行。マクロードガンジ~ダラムサラ~ニューデリーまで各地のバスターミナルによりながら走ります。チケットはエアコン付き1500ルピー前後、エアコン無しは650~900ルピーです。
ダラムサラと周辺の地名
- ダラムサラ(Dharamsala)
ヒマチャル・プラデーシュ州の都市で標高1400mに位置しています。チベット亡命政府が置かれていることでダラムサラの名は知られていますが、実際にはインドの普通の都市です。チベットやダライ・ラマで思い浮かぶダラムサラは北に隣接するマクロードガンジ地区の事を指します。 - マクロードガンジ(McLeod Ganj)
ダラムサラの北に隣接する標高2000mの山間の地区。ダライ・ラマ14世が住んでおり多くの亡命チベット人も生活しており、亡命チベット人社会の中心地になっています。リトル・ラサとも呼ばれています。観光客がチベットやダライ・ラマを思い浮かべてダラムサラと言って目指すのがこちらのマクロードガンジになります。 - バグス(Bhagsu)
マクロードガンジの隣村、チベット色はほぼ無しの普通のインド人の村です。ゲストハウスが多く欧米人が多く宿泊しております。 - ダランコット(Dharamkot)
マクロードガンジの隣村、トレッキング目当ての欧米人が宿泊している村。
今回はエアコン無しのローカルバスでニューデリーまで移動します。チケットはインターネットで事前にオンライン予約しています。マクロードガンジからニューデリーまで運賃は845ルピー(1352円)になります。
旅程
マクロードガンジ 1700m 出発
ダラムサラ 1300m
ニューデリー 190m 到着
マクロードガンジ→ダラムサラ→ニューデリー.gpx
マクロードガンジ→ダラムサラ→ニューデリー.kml
マクロードガンジ~ダラムサラ~ニューデリー
、マクロードガンジの隣村バグスのホステルをチェックアウトしてマクロードガンジのバススタンドに向かいます。15分ほど歩くとマクロードガンジが見えてきました。
マクロードガンジを通り抜けてバススタンドに向かいます。
、マクロードガンジのバススタンドにやってきました。バススタンドというより廃墟の駐車場という表現が合う場所です。
、ニューデリー行きのバスがやってきました。今回のバスはHRTCのエアコン無し、マクロードガンジ18:30発、ニューデリー06:30着、運賃は845ルピー(1352円)になります。
座席は2列+2列で2列+3列のローカルバス(Ordinary)より少しだけ快適です。ドライバーさん曰くバスのランクはOrdinary Deluxeだそうです。
行き先表示はヒンディー語でダラムサラ(धर्मशाला)→デリー(दिल्ली)になっています。
バスはニューデリーのISBTに到着
、8分早発でマクロードガンジを乗客3人で出発します。予約客が私一人で残り2人は車内でチケット購入です。これなら予約しなくても当日に車内でニューデリーまでのチケットが購入できました。
、ダラムサラ・バスターミナルに到着です。ダラムサラで地元民の乗客を乗せて満席になりますが、ニューデリーまでの乗客は少ないようで短距離の乗客がメインのようでニューデリーまで途中のバスターミナルに寄りながら走るようです。
、ダラムサラ・バスターミナルを出発します。30分も経つと空席が出始めます。長距離の乗客はチャンディーガルまで3人ほど、ニューデリーも3人だけのようです。途中の町やバスターミナルでニューデリーまでの乗客が乗車するとは思いますが、思いの外バスは空いていました。
、Kangraバスターミナルに到着、乗客の乗り降りがあり5分ほど停車します。
、チャンディーガル・バスターミナルに到着、10分ほど停車して出発します。
、ニューデリーのMaharana Pratap Inter State Bus Terminalに到着です。乗務員さんや乗客たちはKashmiri Gateと呼んでいました。バスはバスターミナルに入らず全員が外で降ろされます。予定ではニューデリー06:30到着でしたが1時間早く到着です。バスターミナルに隣接して地下鉄Kashmiri Gate駅がありますので、ニューデリー駅や市内各地への移動には困りません。