インド最北の州ジャム・カシミール州のラダック地方レーを起点に2泊3日でアルチ・スクルブチャン・ダー・ラマユル・チリン・スムダチュンといった下ラダック(シャム)と呼ばれるラダック地方の西部を廻ります。まず1日目はアルチなどに立ち寄り宿泊地になるインダス川沿いの村スクルブチャン(Skrubchang)を目指します。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
パーミット | 1300ルピー | – |
ツアー料金 | 12270ルピー | – |
税 | 679ルピー | – |
食費 | 465ルピー | – |
宿泊費 | 2400ルピー | – |
アルチ・チョスコル・ゴンパ | 100ルピー | – |
リゾン・ゴンパ | 20ルピー | – |
スクルブチャン・ゴンパ | 52ルピー | – |
スムダチュン・ゴンパ | 10ルピー | – |
ピャン・ゴンパ | 50ルピー | – |
グル・ラカン | 10ルピー | – |
チップ | 400ルピー | – |
合計 | 17756ルピー | 1ルピー≒1.6円 円換算:28410円 |
レーにある日本語OKの旅行代理店HIDDEN HIMALAYAでシェア募集中のツアーがあったのでに飛び込みで申し込みました。英語の出来ない私には日本語で申し込みができて大助かりです。ドライバーさんは英語以外に日本語の単語をいくつか知っていたので意思疎通も比較的楽でした。
1日目の旅程
レー(Leh)出発
アルチ・チョスコル・ゴンパ(Alchi Choskor Gompa)
ツァツァプリ・ラカン(Tsatsapuri Lakhang / Guru Lakhang)
リゾン・ゴンパ(Rezong Gonpa)
スクルブチャン(Skrubchan)宿泊
*ルートは実際にGPSで収集したデータを使用しています。
レーからアルチ、スクルブチャン
、HIDDEN HIMALAYAの店舗前にやってきました。本来は車がホテルやゲストハウスまで迎えに来てくれるのですが、私の宿泊しているホステルはバイクは入って来られるのですが、車が入って来れない場所ですので私がHIDDEN HIMALAYAの前で待っているのがドライバーさんにとって一番回収しやすいでしょう。
今回の車はトヨタのミニバンINNOVA、ドライバーはスタンジンさんです。
、同行者が宿泊するホテルへ行き合流、出発です。まずはレーを出た所のガソリンスタンドで給油して準備万端、レーから西へと車が走ります。途中インド軍の基地が各所にありインド軍のトラックとも頻繁にすれ違います。パキスタンとのカシミール紛争の影が感じられる光景です。
インダス川とザンスカール川の合流地点
、インダス川とザンスカール川の合流地点に到着、撮影の為に少し停車します。左の青い川がインダス川上流、上の濁った川がザンスカール川、右の濁った川がインダス川下流になります。青かったインダス川に濁ったザンスカール川が合流することで青かったインダス川が見事に濁っています。
こちらがザンスカール川で、明日はこのザンスカール峡谷を通りチリン村まで向かいます。今日はこのままインダス川に沿って、最初の目的地アルチを目指します。
、インダス川とザンスカール川の合流地点を出発、途中休憩でチャイを飲んでインダス川に沿って西へと車を飛ばします。外の風景は乾燥地帯と残雪の山々が見え不毛の大地といった印象を受けます。
、インダス川に架かる橋に差し掛かります。ここはインダス川とザンスカール川の合流地点と比較すると水が青くなっています。インダス川を渡ると最初の目的地アルチはすぐ近くです。
アルチ・チョスコル・ゴンパ
、レーから西に約60km離れたアルチに到着、駐車場になっている所から3分ほど歩くとアルチ・チョスコル・ゴンパ(Alchi Choskor Gompa)です。駐車場からゴンパまでは門前町になっており土産物屋が並び、時折レストランやホームステイがあります。
アルチ・チョスコル・ゴンパの入場料は100ルピー(160円)になります。
アルチ・チョスコル・ゴンパはアルチ・ゴンパとも呼ばれ、11世紀にリンチェン・サンポ(Rinchen Zangpo)により建立されたカシミール様式のチベット仏教寺院です。仏教とヒンズー教が融合したラダック最高峰の仏教芸術と称される僧院です。
内部は撮影禁止になっており外から建物のみの撮影になります。一部の仏教壁画が外にあり撮影しておきます。
僧院の外周部にはマニ車がありコルラ出来るようになっています。
アルチ・チョスコル・ゴンパのすぐ近くをインダス川が流れています。
駐車場まで戻るとレーからのバスが停車しています。15:00頃にレーへ戻るという事なのでバスでレーから日帰りというのも出来るようです。
、出発します。次の目的地は同じアルチにあるツァツァプリ・ラカン(Tsatsapuri Lhakhang / Guru Lakhang)なのですが閉まっているという情報が入り、次のリゾン・ゴンパ(Rizong Gompa)へ向かいます。インダス川に沿って西へ進みます。
途中インダス川から離れ峡谷の中を北へと向かいます。
リゾン・ゴンパ
、リゾン・ゴンパ(Rizong Gompa)に到着です。
リゾン・ゴンパはチベット仏教ゲルク派の僧院になり1831年創建のラダックでは比較的新しい僧院です。山の斜面に貼り付くように建てられた建築群は麓から訪れる者たちを圧倒します。
麓にはミニバン3台ほどで欧米人の団体さんがやってきました。ゴンパにやって来て騒がしくなる前に早めに撮影を済ませておきます。
撮影を済ませて内部を見学させてもらうことにします。麓にいた欧米人の団体さんが来ており御堂で瞑想しています。こちらの団体さんは一般的な観光ではなく瞑想しに来ていたようで静かで助かりました。僧院の内部は撮影禁止ですが僧侶に扉の鍵を開けてもらい見学します。お賽銭を御堂ごとに10ルピー置いていきます。
、リゾン・ゴンパを出発します。インダス川まで戻り西へ向かいます。
、インダス川沿いのカルシ村(Khalsi / KHALTSE))で昼食休憩になります。ドライバーさんの知り合いのレストランでターリー150ルピー(240円)とチャイ20ルピー(32円)を頂きます。
、カルシ村を出発、村を出た所でチェックポストに到着、ドライバーさんがパスポートとパーミットを持って手続きに行きます。
、カルシ村のチェックポストを出発、すぐにスクルブチャン、ダー方面とラマユル、カルギル方面の分岐点に差し掛かりインダス川沿いにスクルブチャン、ダー方面の道を進みます。
スクルブチャン
、インダス川沿いのスクルブチャン村(Skurbuchan)に到着。ドライバーさんが村の中で宿を探してくれて民家にホームステイです。
部屋は1泊1200ルピー(1920円)のラダック様式の大部屋です。4~6人ぐらいでちょうど良い広さになりますが、ここを2人で使用します。
スクルブチャン村ではAirtelの電波は届いておらず、BSNL
のGSMのみです。CellOneと表示されていますが2007年にBSNLに名称変更しています。このBSNLはインドの公営企業で2019年現在でユーザー数1億人を抱えております。
スクルブチャン・ゴンパ
、山の上の観音像とスクルブチャン・ゴンパ(Skurbuchan Gompa)に向けて出発します。ドライバーさんに連れられて山道を登っていきます。
スクルブチャン・ゴンパはスクルブチャン村の岩肌に貼り付くように建てられ村を見下ろせるようになっています。
、山の上の菩薩像に到着です。
菩薩像からはスクルブチャン村とインダス川が一望できます。
、スクルブチャン・ゴンパに到着です。
僧院は近くより遠くからの全景の方が絵になります。
ここでチャイとバター茶を振る舞ってもらいますが、同行者のAさんは小僧さんたちに囲まれバター茶を飲んでいる暇はなさそうです。小僧さんの一人はカメラに興味津々のようです。本物のカメラ小僧でしょうか?
小僧さんたちの師匠も記念撮影に応じてくれました。
バター茶を頂いて次は本堂を見せて頂きます。
本堂を見せて貰う前に小僧さんたちの記念撮影です。
本堂は比較的新しいのですが撮影禁止、チャイとバター茶を頂いたのでお布施に50ルピーを置いてきます。本堂以外に洞窟があり賽銭に2ルピー追加で置いておきます。本来は内部の撮影は禁止ですが、今回は洞窟だけ撮影OKでした。
一番の見所は、この洞窟の部分でスクルブチャン・ゴンパで一番古い部分になるそうです。
、ホームステイ先に戻ります。夕食を頂いて明日に備え就寝です。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 180ルピー | – |
宿泊費 | 1200ルピー | – |
アルチ・チョスコル・ゴンパ | 100ルピー | – |
リゾン・ゴンパ | 20ルピー | – |
スクルブチャン・ゴンパ | 52ルピー | – |
合計 | 1552ルピー | 1ルピー≒1.6円 円換算:2483円 |