インド旅行記2018③乗り合いジープでシリグリからダージリンまで移動

駅前のジープ

ダージリンは世界三大紅茶のひとつダージリンティーと世界遺産ダージリンヒマラヤ鉄道で知られる標高2000mの山の上にある街です。ダージリン目指してインド西部のコルカタから列車に乗りました。ダージリン最寄りのシリグリから乗り合いジープに乗り換えます。

シリグリのニュージャルパイグリに到着

、外が明るくなってきました。車内の乗客は就寝中なので今のうちにトイレへ行っておきます。シリグリのニュージャルパイグリ(NEW JALPAIGURI)には06:20到着予定です。

ニュージャルパイグリ駅

ニュージャルパイグリ駅

、20分早着でシリグリのニュージャルパイグリ(NEW JALPAIGURI)駅に到着です。インドの鉄道は2時間、3時間遅れは当たり前という話を聞いていたのですが20分早着には驚きです。

ニュージャルパイグリ駅

ニュージャルパイグリ駅

降りた駅がニュージャルパイグリ(NEW JALPAIGURI)というのを確認してまずは一安心です。ニュージャルパイグリ駅は世界遺産のダージリンヒマラヤ鉄道の起点になります。登山鉄道でダージリンまで行けるのですが7時間から8時間かかり、きっぷが2000ルピーぐらいになります。乗り合いジープだと3時間で200ルピー(340円)ですのでダージリンヒマラヤ鉄道はお金持ちが観光用で乗車するぐらいです。通常は乗り合いジープでダージリンへ向かいます。

ホームを歩いていくのですがホームで寝ている人をかなり見かけます。ホームで寝て列車を待っているのでしょうか?

乗り合いジープでダージリンへ

駅前にジープが見えます

駅前にジープが見えます

跨線橋を歩いていくと駅前が見えてきます。駅前にはダージリン行き乗り合いジープが多数停車中です。駅前ではすぐに「DARJEELING!」と声をかけられます。すぐに乗り合いジープを決めるのは危険ですので駅前の状況確認を先にします。

駅前にはDARJEELINGやGANGTOKの行き先プレートを付けたTATAの乗り合いジープが多数並んでいます。ジープの台数の割に声をかけてくるドライバーさんは少なく、ほとんどが仲間のドライバーさんたちと世間話中のようです。

駅前のジープ

駅前のジープ

おおよその状況が分かりましたのでダージリン行きの乗り合いジープを探します。ダージリンまでは200ルピー(340円)で行けるようなので、この金額でドライバーさんと交渉です。

駅前をふらふらしている1分以内に声をかけられます。ドライバーさんにダージリンまでの金額を聞くと250ルピーということで他を探しに行ったら200ルピーになりました。乗り合いジープには地元民2人がおりドライバーさんは新たな乗客を探しに行きます。乗り合いジープですので乗客が7人集まり次第の出発ですのでまだまだ時間が掛かりそうです。

、別の乗り合いジープに移るように言われるのですが、この時に支払いになります。他の客がいないところで私だけ200ルピー(他の客は250ルピー)の請求になるのですが支払先が最初のドライバーさんです。ここはインドですので次のドライバーさんに支払ったことを言うか怪しかったので現地到着時の支払いにします。他の客2人は次のドライバーさんにまとめて500ルピー支払っていたので確かに1人250ルピーでした。

ジープは定員オーバーで走ります

ジープは定員オーバーで走ります

ジープを乗り換えて乗客5人でダージリンへ出発しますが連絡を受けていたようですぐに別の乗客が4人追加になり定員オーバーで乗客9人でダージリンへ向かいます。助手席2人、後部座席4人、私のいる最後部だけ通常の3人です。助手席2人はかなり辛そうです。出発地点シリグリのニュージャルパイグリ駅が標高150mぐらいになります。ダージリンは標高2200mになり3時間の移動になります。

道路に並行して線路が続く

道路に並行して線路が続く

シリグリを出る頃には道路脇にダージリンヒマラヤ鉄道の線路が見えてきました。ダージリンまで線路と平行して向かうかと思ったのですが途中で見えなくなります。

山を登ります

山を登ります

山道を登り標高が上がってきます。道路状況は道幅が狭く所々で穴も空いております。

茶摘み中の茶畑が見えてきました

茶摘み中の茶畑が見えてきました

斜面に茶畑が見えてきて茶摘みが行われているのが見えます。

ダージリンヒマラヤ鉄道の線路

ダージリンヒマラヤ鉄道の線路

再びダージリンヒマラヤ鉄道の線路と平行します。

標高2000m付近で休憩

標高2000m付近で休憩

、標高2000m地点の売店で休憩です。ここまで標高が高くなるとインドとは思えない涼しさになります。

、乗り合いジープが出発、一番標高の高いグームを通過していきます。少し山を下るとダージリン駅の脇を通り町の中へ入っていきます。

ダージリン到着

ダージリン到着

ダージリン到着

、ダージリンに到着します。町の中心部付近のようでにぎやかな所で降ろされます。ダージリンまで200ルピーということでしたが、助手席2人や3人の所を4人とかの中で私の座席は通常の3人掛けでしたので他の乗客と同じで250ルピー(425円)支払っておきます。

看板

看板

ここがシリグリ、ニュージャルパイグリ行きの出発地点にもなっているようで看板が設置されています。

International Youth Hostel Darjeeling

International Youth Hostel Darjeeling

ダージリン駅まで戻りさらに300mほどグーム方向へ戻るとBooking.comで予約しておいたユースホステルに到着です。1泊350ルピー(595円)の3人ドミトリーに宿泊します。

International Youth Hostel Darjeeling

インド・ダージリン 世界遺産ダージリンヒマラヤ鉄道ダージリン駅近くのユースホステル「International Youth Hostel Darjeeling」

2018年4月25日
ダージリン駅

ダージリン駅

ダージリン駅にやってきました。ここがダージリンヒマラヤ鉄道の終点です。

チョウラースター

チョウラースター

チョウラースターまでやってきました。ここは広場になっておりネパール人の詩人の像があります。

ターリー

ターリー

昼食はレストランでターリー90ルピー(153円)を食べます。外国人も利用しそうなちゃんとした所です。

ダージリンヒマラヤ鉄道の脱線事故


ダージリン駅で蒸気機関車や列車を見ているとポイント部分で脱線事故が発生していました。

先頭の客車がポイントで脱線しており復旧作業が行われています。木の棒を使いテコの原理で客車を持ち上げて20分ぐらいしてようやく復旧です。

ターリー

ターリー

夕飯は小さな食堂でターリー50ルピー(85円)を食べます。昼に食べたターリー90ルピーと比べると大した差がないのに安いです。地元向けなので安いのでしょうか?

旅行費用
項目 金額 備考
食費 150ルピー
宿泊費 1050ルピー 1泊350ルピー×3
交通費 250ルピー ニュージャルパイグリ→ダージリン
合計 1450ルピー

インド・コルカタからダージリンまでのGPSデータ

こちらはインド・コルカタからダージリンまで鉄道・乗り合いジープで移動した際に収集したGPSログです。Google マップに取り込んで表示させていますので、実際にどこから出発してどこに到着したかが分かります。下記リンクからはGPXファイルとKMLファイルがダウンロードできますので、Google EarthやGPS機器に取り込んで使うということもできます。

駅前のジープ