インド旅行記2018⑦寝台列車でニューデリー到着

ニューデリー駅

昨日、世界三大紅茶ダージリンティーのダージリンを出発して、寝台列車でインドの首都デリーへ移動している最中です。色々な意味で私の予想を上回るインドの鉄道ですが何とか眠ることが来ました。ニューデリー駅到着は10:20ですが、この先は無事に到着さえすれば何も文句はありません。

インドの駅はホームで寝られる

ホームで寝る人たち

ホームで寝る人たち

03:25、イラーハーバード駅(Allahabad)に30分遅れで到着です。日付が変わり深夜到着なのですが駅のホームに人が大勢寝ています。

ホームで寝る人たち

ホームで寝る人たち

インドの駅は改札口が無く自由にホームへ行けますので列車到着までホームで寝ながら待つということのようです。

インドの鉄道2日目の朝

KANPUR CENTRAL駅

KANPUR CENTRAL駅

、夜が明けて30分遅れでKANPUR CENTRALに到着です。次は終点のニューデリーです。ニューデリーには定刻ですと10:20着ですので列車は残り439kmを約5時間走り続けるということになります。これはインド横断をする列車DBRT RAJDHANI EXにふさわしい長距離走行です。これで終点のニューデリーまで遅れをどの程度取り戻せるか気になるところです。

通路にはゴミが

通路にはゴミが

KANPUR CENTRALを発車するとかなりの乗客が降りていました。乗客は少なくなりましたが通路はゴミで荒れ放題です。

紅茶とビスケット

紅茶とビスケット

、紅茶とビスケットが配られます。インドは朝からティータイムという習慣なのでしょうか?

英字新聞

英字新聞

、新聞が配られます。ヒンディー語やベンガル語の新聞だと訳が分からないのですが配られたのは英字新聞で1紙だけでなく3紙ほど配られていました。インド人は英語が分かりますので英字新聞を読んで社会の動きを知るようです。私は英語すら分かりませんので英字新聞は読めません。私が頂いた英字新聞は隣のインド人のおじさんがもらってくれました。

、乗客にいなくなった寝台のシーツや枕カバーなどの回収があります。私は起きていますので一緒に片付けてもらいます。

KANPUR CENTRALを出てから130km/h運転の走行になります。ニューデリーに近く電化区間にもなっている様子から主要幹線のようです。この速度ですと姫路~米原の新快速と同程度の速度です。しかし、線路幅を考慮すればインドの鉄道はまだまだ高速化できる余地があります。車両が古いのと路盤の状態が問題のようです。頑張れば160km/h運転も可能でしょう。外を見ると新しい線路の敷設工事をしているので複々線化するようです。

インドの朝食

食パンとカレーコロッケ

食パンとカレーコロッケ

、朝食に食パンとカレーコロッケが配られます。朝食は量が少なめです。インド人は朝から大量に食べたりはしないようです。

インドの列車のトイレ

トイレ

トイレ

食後にトイレへ行ってきましたが、インドの鉄道のトイレはこのようにしゃがんでする方式です。もちろん洋式トイレもあります。トイレットペーパーはインドですので付いておりません。

コップに水を入れて流すようです

コップに水を入れて流すようです

用を足して最後に流すのですが、この車両のトイレはコップに水を入れて流す方式でインド式になります。

インドの鉄道で乗務員のチップ要求は無視

、終点のニューデリーが近づいてきましたので乗務員さんがサービス料と称してチップの回収にきます。しかし、ケータリングの料金はきっぷに含まれていますので払う気ありません。他のインド人の乗客は払っているようですが私は無視しておきます。英語で返事するのもダメです。それに途中駅で降りている乗客はチップ払っていませんし。

インドの鉄道では食事付きの列車に乗車して終着駅が近づくと乗務員がチップ回収にやってきます。食事やシーツ、枕カバーなどの料金はきっぷに含まれていますのでチップを支払う必要はありません。

高層建築物が見えてきました

高層建築物が見えてきました

、デリー首都圏に入ったようでマンションなどの高層建築物が現れます。

線路内を人が歩いています

線路内を人が歩いています

デリー首都圏なのですが線路上を地元の人たちが歩いています。インドの鉄道は線路への進入防止柵がありませんので農村では線路を歩いている人には驚かなかったのですがデリーで線路を歩いている人には驚きです。

ニューデリー到着

ニューデリー駅

ニューデリー駅

、定刻より12分遅れでニューデリー駅(NEW DELHI)に到着です。途中での遅れをかなり取り戻してニュージャルパイグリ(NEW JALPAIGURI)から1465kmを21時間17分の移動でした。

ニューデリー駅連絡通路

ニューデリー駅連絡通路

ホームから連絡通路を歩いてメインバザール(Main Bazar)のあるニューデリー駅の西側へ向かいます。ニューデリー駅は改札口がありませんので連絡通路は乗客と一般の歩行者が入り乱れて混雑しています。

ホームは人でいっぱい

ホームは人でいっぱい

連絡通路からホームを覗くと人で溢れています。さすがインドといった感じです。

乗降口に滞留しているようです

乗降口に滞留しているようです

ホームだけでなく列車の方も凄いです。こちらはおなじみの一番安いSECOND CLASSの車両、通称ジェネラル(GENERAL)です。乗降口まで溢れています。

ニューデリー駅西側のメインバザール

ニューデリー駅西側のメインバザール

ニューデリー駅の西側へ来ました。ニューデリー駅の西側にはゲストハウスが集まるメインバーザールと呼ばれる地域があります。予約したゲストハウスがあるので向かいますが、このメインバザールはハエが異常に多いです。アジア各地を訪れた私が初めて経験するハエの多さです。

The Backpackers Hostel

The Backpackers Hostel

メインバザールを10分ほど歩いていくとBooking.comで予約しておいたThe Backpackers Hostelに到着です。エアコン付き10人ドミトリーが2泊で650ルピー(1105円)になります。ダージリンのユースホステルがシャワー無しでしたので4日ぶりのシャワーです。

The Backpackers Hostel

インド・デリー ニューデリー駅近くゲストハウスの集まるメインバザールのホステル「The Backpackers Hostel」

2018年4月26日
Mix Veg 140ルピー(238円)

Mix Veg 140ルピー(238円)

昼食はメインバザールのレストランでMix Veg 140ルピー(238円)を食べますがご飯が冷えていて美味しくないです。通り沿いのレストランは値段が高いだけのようです。

ネパールターリー 120ルピー(204円)

ネパールターリー 120ルピー(204円)

夕食はメインバザールから裏通りに入ったところで見つけたレストランでネパールターリー 120ルピー(204円)を食べます。裏通りに入っただけで物価が安くなりターリーもちゃんとしています。しかもおかわりまで頂きました。何とかトラブルもなくデリー初日が終わります。

旅行費用
項目 金額 備考
食費 260ルピー
宿泊費 650ルピー 1泊325ルピー✕2
合計 910ルピー

インド・ダージリンからニューデリーまでのGPSデータ

こちらはインド・ダージリンからニューデリーまで乗り合いジープ・鉄道で移動した際に収集したGPSログです。Google マップに取り込んで表示させていますので、実際にどこから出発してどこに到着したかが分かります。下記リンクからはGPXファイルとKMLファイルがダウンロードできますので、Google EarthやGPS機器に取り込んで使うということもできます。

ニューデリー駅