インドの首都デリーにやって来ました。でも、デリーは暑いので色々観光するのも大変そうですしチベット人居住区マジュヌカティラだけに行ってみることにします。
デリーメトロ
10:30、ニューデリー駅にやってきました。ここで「Ticket!Ticket!」と呼びかけてくるインド人のおじさんがおりますが無視します。駅にはチケット無しでも入れますので、これは詐欺師のおじさんですね。
10:35、ニューデリー駅東側のデリーメトロの入口にやってきました。入口は2カ所ありこちらは空港行きのエアポートエクスプレスの入口です。こちらは空いているのでイエローラインを利用する際も便利です。デリーの地下鉄は駅の入口で手荷物のX線検査を済ませる必要があります。
1台だけある券売機でトークンを購入します。VIDHAN SABHAまで30ルピーです。インドの紙幣はボロボロに傷んでいるのが多く前に並んでいたインド人のほとんどが紙幣を受け付けてもらえず行列の有人窓口へ並び直しています。私は運良くボロボロの10ルピー紙幣が使えて購入できました。
地下鉄ニューデリー駅はホームに柵があるのですがホーム扉が開いたままでした。これでは転落防止の効果が低下してしまいます。列車が到着して乗車します。
11:15、VIDHAN SABHA駅で下車します。この駅だけチベット仏教の僧侶が多いので付いていけば出口を間違えることはないでしょう。2番出口を出るとオートリキシャーが多数客待ちをしています。オートリキシャーなら10~15分でマジュヌカティラで着きますが料金は交渉制です。私はマジュヌカティラへ向けてあるいていきますが途中で道を間違えて時間をロスします。
デリーのチベット人居住区マジュヌカティラ
12:00、グーグルマップを頼りに歩いていくと歩道橋が見えてきました。この歩道橋の向こうがチベット人居住区のマジュヌカティラになります。
こちらがマジュヌカティラの入口です。他にも入口がいくつかあり特に制限も無くどこからでも入れる状態です。
内部は細い路地が入り組んでおりちょっとした迷路になっています。チベット人居住区なのですがインド人も大勢見かけ店も開いています。チベット色は濃いのですがインドであることも認識させられます。
ここはチベット仏教寺院でここを目印に歩けば迷ってもおおよその場所がわかります。
こちらがマジュヌカティラ内部の中心部です。仏具店から衣料品、日用品の店まで幅広く揃っています。バックパッカーの欧米人を数人見かけておりマジュヌカティラのゲストハウスにも宿泊しているようです。
マジュヌカティラの北の外れに祈祷旗のタルチョーが多くある場所があります。公園代わりになっているようですが野良犬が多数寝ております。
マジュヌカティラには旅行会社もいくつかありバスのチケットなどが手配可能です。ダラムサラ行きバスがマジュヌカティラからも出発しているため、外国人はここでダラムサラ(マクロードガンジ)行きのバスチケットを手配するのが定番のようです。料金表示のある旅行会社だとエアコン付きボルボバスでダラムサラ950ルピー、マナリ800ルピーでした。
チベタン ターリー
昼食はチベット料理のレストランでチベタン ターリー 180ルピー(306円)とノンアルコールビールのCHINAR APPLE BEER 250ml 40ルピー(68円)を注文します。チベタン ターリーはインドやネパールとは違いカレーがありません。代わりに揚げ餃子が付いています。
ノンアルコールビールのCHINAR APPLE BEERはカシミール産です。イスラム教徒の地域ですのでノンアルコールビールということのようです。
このノンアルコールビールはMRP30ルピーなのですがレストランなので10ルピー余計に乗せられています。
ダラムサラ行きチケット購入
マジュヌカティラの見物を終えて一度ゲストハウスへ戻ります。ニューデリーの後はどこへ行くかを決めないといけません。ニューデリーの暑さは厳しく今日の最高気温は38℃、明日以降は41℃や42℃の予想です。この暑さでは外には出られません。ニューデリーを脱出を考えます。
まず第1候補にチベットの文化が色濃く残る北インドのジャムカシミール州ラダック地方のレーなのですが標高3600mの富士山より高い高地にあり最高気温が1℃や2℃になっておりまだ冬です。こちらは寒さで外に出られません。
次に第2候補のダラムサラですが、最高気温が25℃前後ですのでちょうど良さそうです。
次の行き先をダラムサラに決定して明日のバスのチケットを購入しにメインバザールの旅行会社を4軒聞いてみますが、どこも1400ルピーや1500ルピーといってきます。マジュヌカティラの旅行会社だと950ルピーですので、これはボッタクリです。インド人経営の旅行会社にとっては外国人はカモのようです。
こうなっては仕方ありませんのでもう一度マジュヌカティラへ行きます。マジュヌカティラにあるチベット人の旅行会社で聞いてみるとダラムサラ行きバスはAC VOLVO BUS 950ルピー、NON AC BUS 800ルピーということですので、安い方のエアコン無し800ルピーのバスにします。バスはダラムサラ行きですが終点はチベット人居住区やダライ・ラマ公邸のあるマクロードガンジですので乗換なしです。
出発は18:30、30分前にはマジュヌカティラの北にある駐車場のポタラグランドに集合ということです。場所がよくわからなかったのでグーグルマップで確認するとすぐ近くでした。(実際は別の場所で徒歩5分ほどの高架道路でした。インドの旅行会社はかなりいい加減ですので注意が必要です。)
夕食はインディアン ターリー 150ルピー(255円)を食べます。インド北部のROTIが付いています。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 390ルピー | – |
交通費 | 120ルピー | 地下鉄 |
交通費 | 800ルピー | バス デリー→マクロードガンジ |
合計 | 1310ルピー | – |