ウクライナ旅行記2018⑤世界遺産リヴィウ旧市街

トラム

世界遺産リヴィウ旧市街

リヴィウ

リヴィウ

昼過ぎに世界遺産の旧市街を散策してみます。ちょうど土曜日なので家族連れをよく見ます。

観光用馬車

観光用馬車

土曜日という事もあり観光用の馬車が走っていました。

Lviv National Academic Opera an Ballet Theatre

Lviv National Academic Opera an Ballet Theatre

リヴィウ中心部にあるLviv National Academic Opera an Ballet Theatre
にやって来ました。オペラとバレエの劇場で1897-1900年に建設され100年以上の歴史を持つ帝政ロシア時代からの劇場です。ここはとにかく多くの観光客で賑わっております。

世界遺産The Latin Cathedrall

世界遺産The Latin Cathedral

The Latin Cathedralは1370年にポーランド国王カジミェシュ3世によって創建されカジミェシュ4世の治世になる1481年に完成したゴシック建築のローマ・カトリックの大聖堂です。当時のリヴィウはポーランド王国の領土でありローマ・カトリックの影響下にありました。18世紀の1761-1776年に大聖堂はバロック建築に改築され、さらに1892-1898年にはゴシック・リヴァイヴァル建築に改築されます。この大聖堂はリヴィウの世界遺産の一部になります。

世界遺産The Latin Cathedral

世界遺産The Latin Cathedral

内部は外とは空気が一気に変わりひんやりとした静かな空間が広がっております。

世界遺産The Latin Cathedral

世界遺産The Latin Cathedral

教会は一般的には内部撮影禁止の所が多いのですがThe Latin Cathedralはフラッシュ撮影禁止の制限だけでした。ただし、撮影できても内部が暗いのでISO感度12800以上でないとシャッタースピードが遅すぎて手ブレになってしまいますので撮影にはかなり厳しいです。

世界遺産The Latin Cathedral

世界遺産The Latin Cathedral

ちょうど大聖堂では結婚式が行われておりました。

トラム

トラム

大聖堂の脇はトラムが通っており歴史的建造物が多く残るリヴィウ旧市街を通り抜けていきます。

リノック広場(Ринок)

リノック広場(Ринок)

リノック広場(Ринок)とも呼ばれており、ここが旧市街の中心部になり観光客が一番集まる場所のようです。広場の一角にはネプチューン像があります。

Saint Michael Church U.G.C.C. (Former Carmelite Monastery)

Saint Michael Church U.G.C.C. (Former Carmelite Monastery)

こちらは旧市街の外側にあるSaint Michael Church U.G.C.C. (Former Carmelite Monastery)、17世紀に建設された教会になります。

世界遺産Gunpowder Tower

世界遺産Gunpowder Tower

Gunpowder Towerは1556年に建設されたリヴィウ旧市街を守る砦のひとつで城壁と一体になり弾薬庫の機能も持っていました。こちらは世界遺産の一部になります。

リヴィウ

リヴィウ

街並みを撮影していると地元のお姉さんたちに英語で声を掛けられます。「これはウクライナ美女による美人局か?」と警戒しますが宗教の勧誘でした。ご丁寧に各言語のパンフレットを持ち歩いており日本語のパンフレットも持っていました。インドのニューデリー駅周辺なら詐欺師の巣窟なのですが、リヴィウは宗教勧誘がメインなのでしょうか?

旅行費用
項目 金額 備考
食費 29.9フリヴニャ
合計 29.9フリヴニャ

リヴィウの天気は下り坂

リヴィウ

リヴィウ

ホステルを移動します。地下室は湿気が貯まり洗濯物の部屋干しに向かないので次はリヴィウ旧市街にあるホステル「Leosphere Hostel」です。ご覧のような古い街並みにあるのですが看板が出ておらず建物の3階にあるので探すのが少し難しいです。場所さえ分かれば簡単なのですけどね。

Leosphere Hostel

ウクライナ・リヴィウ 世界遺産リヴィウ旧市街にあるホステル「Leosphere Hostel」

2018年7月5日
リヴィウ

リヴィウ

3階にあるホステルですのでバルコニーからの眺めはヨーロッパの街並みが広がっております。

ウクライナ料理店プザタハタ

ウクライナ料理店プザタハタ

昼食はいつものウクライナ料理店プザタハタです。

ヴァレーニキなど

ヴァレーニキなど

ウクライナ餃子のヴァレーニキなどで73フリヴニャ(306円)になります。

Saint George and the Dragon像

Saint George and the Dragon像

食後の散歩でSaint George and the Dragonの像を見つけます。ドラゴン退治の像なのですが見た感じではドラゴンというより蛇に見えます。この像は聖ゲオルギオスがドラゴン退治をする様子を表しております。

世界遺産 聖ユーラ大聖堂(St. George's Cathedral)

世界遺産 聖ユーラ大聖堂(St. George’s Cathedral)

聖ユーラ大聖堂(St. George’s Cathedral)にやって来ました。大聖堂は13世紀の1280年に木造の教会が初めに建設されましたが、1340年にポーランド国王カジミェシュ3世により取り壊されますが、その後に東方正教会によりビザンチン様式の教会が再建されます。1746-1761年に東方典礼カトリック教会によりバロック・ロココ建築の大聖堂が建設されます。この大聖堂はリヴィウの世界遺産の一部になります。

リヴィウの天気が昨日までと違い夕方になると急に崩れて雷雨になります。この先1週間のリヴィウの天気はあまり良くないようです。曇り空のリヴィウはあまり興味が無いのでこの先どうしましょうか?

旅行費用
項目 金額 備考
食費 73フリヴニャ
宿泊費 468フリヴニャ 1泊117×4
合計 541フリヴニャ

リヴィウは朝から雨

雨のリヴィウ

雨のリヴィウ

今日は朝から雨が降っており天気が悪いです。この天気では観光は無理ですのでホステルで1日大人しくしているしかありません。

スーパーマーケットにだけ買い出しに出かけてパンとミネラルウォーターだけ購入しておきます。ウクライナのスーパーマーケットは規模の大小に関わらずほとんどでベーカリーを持っており自前でパンを焼いております。もちろん規模が大きいとパンの種類も増えてきます。さすがヨーロッパの穀倉地帯とも呼ばれるウクライナで小麦を使ったパンは市民の食卓を支える重要な食品です。日本で言えば米と同じ扱いです。

日本と同じようにメーカー製の製パンもありますが扱いは少なく売れている気配はありません。焼きたてパンの方に需要がありますから当然の流れです。

旅行費用
項目 金額 備考
食費 36フリヴニャ
合計 36フリヴニャ

プザタハタで朝食

プザタハタで朝食

プザタハタで朝食

朝食はプザタハタで頂きます。ハンバーグ、ポテト、蕎麦の実で60フリヴニャ(252円)になります。

山頂からリヴィウ旧市街を見る

リヴィウ旧市街

リヴィウ旧市街

リヴィウ旧市街の北にある山の頂上にきました。ここには要塞の遺構が残っているのですが、山頂からはリヴィウ旧市街を見渡すことができます。

リヴィウ旧市街

リヴィウ旧市街

雲が多く曇り気味ですので撮影にはあまり良い条件ではありませんが眺めは良く登った甲斐はあります。

旅行費用
項目 金額 備考
食費 74フリヴニャ
合計 74フリヴニャ

ドルをフリヴニャに両替

リヴィウ旧市街

リヴィウ旧市街

朝から雨が降っており外へ出られる状態ではありません。昼過ぎになりようやく雨がやんで外へ出られるようになります。

両替所

両替所

手持ちの現金が少なくなってきましたので両替所でドルを両替します。両替前にウクライナ国立銀行でドルとフリヴニャのレートを確認すると1ドル=2620.8170フリヴニャです。リヴィウの両替所を数軒確認すると1ドル→26フリヴニャが1番良さそうなレートです。ウクライナ国立銀行のレートから0.8%差し引いた金額が両替所のレートのようです。今回は100ドルを2600フリヴニャに両替します。

ウクライナではVISAやMASTERでATMから現金を引き出してもよいのですが、ATM手数料がかかったり、英語非対応のATMがあったり、回線不良でVISAやMASTERが使えないということがあります。一番使い勝手が良いのはドル紙幣です。

両替を済ませたらスーパーマーケットでパンとリンゴを購入してホステルへ戻ります。天気が悪くては外は出歩かないほうが良さそうです。

ジョージア・トビリシ行き航空券を予約

ジョージアン・エアウェイズ

ジョージアン・エアウェイズ

ウクライナの次はジョージア(グルジア)へ渡ろうと考えているのですが、そろそろ航空券を購入しておきます。ウクライナの首都キエフからジョージアの首都トビリシへはウクライナ国際航空ジョージアン・エアウェイズが運航しています。2社を比較してみるとウクライナ国際航空が154ドル、ジョージアン・エアウェイズが124ドルでした。ウクライナ国際航空はインド・デリーからキエフまで利用していますので、今回はジョージアン・エアウェイズに決定です。

ちなみにウクライナからジョージア(グルジア)へは黒海を渡るフェリーでも行けます。ウクライナ南部オデッサ近くのChornomorskからジョージア西部バトゥミ(Batumi)へ2泊3日のフェリーがありチケットは110ドルからになります。飛行機とフェリーの価格差がほとんどありませんので好きな方で行けますね。私は船酔いすると困りますので飛行機にしておきます。

ジョージアン・エアウェイズはチケットの支払いはVISA、MASTERのカード払いです。ドル決済を選択したのでカンボジアのABA BANKのVISAデビットで決済しようとしたらエラーが出てダメでした。ABA BANKのVISAデビットはウクライナ国際航空のチケット予約には使えたのですがジョージアン・エアウェイズでは何故かダメです。円安で使いたくなかったのですが仕方なくスルガ銀行のVISAデビットで決済しました。

以前、タイではスルガ銀行のVISAデビットが使えずABA BANKのVISAデビットが使えたのですが今回は逆でした。同じVISAやMASTERでも予備がないと海外だと辛いかもしれないですね。引き落としが円預金なので14,108円(124ドル)がキエフ→トビリシの航空券代になります。

旅行費用
項目 金額 備考
食費 41.5フリヴニャ
合計 41.5フリヴニャ
旅行費用
項目 金額 備考
交通費 124ドル 航空券
キエフ→トビリシ
14,108円
合計 124ドル
トラム