カンボジアで銀行口座を開設する際にカンボジアの携帯の電話番号が必要になります。カンボジアのSIMカードは前払いのプリペイド式ですので、銀行口座開設後に帰国している間に残高が無くなり通話やSMSの受信ができなくなると非常に困ったことになります。特にネットバンキングやネットショッピングの際にワンタイムパスワードはSMSで送られてきますので、SIMカードの残高が無くなり番号がロックされて利用停止になると大変です。
日本などのカンボジア国外にいても残高が無くなる前にSIMカードにチャージ(Top Up)する方法があります。カンボジアの大手銀行ABA BANKのモバイルアプリからチャージするのです。ABA BANKはSmart、Cellcard、Metfone、Sea Telの4社への支払いに対応しています。今回のアジアバックパッカートラベルでは日本などカンボジア国外にいながらカンボジアの携帯電話会社SmartのSIMカードにチャージ(Top Up)する方法と紹介したいと思います。
ABA BANKのモバイルアプリからチャージ(Top Up)
こちらがABA BANKのモバイルアプリの画面です。SIMカードにチャージする場合は「Payments」をタップします。
支払いの分類が表示されますのでSIMカードのチャージは「Mobile」をタップします。
チャージする携帯電話会社を選択します。ABA BANKはSmart、Cellcard、Metfone、Sea Telの4社への支払いに対応しています。今回は「Smart」をタップします。
チャージするSIMカードの電話番号とチャージ金額を入力します。
チャージする電話番号と金額を入力したら「PAY NOW」をタップします。
チャージ金額の確認画面になります。今回は4ドルをチャージします。確認したら「CONFIRM」をタップします。
PINコードを入力します。
支払いが完了しました。ABA BANKの銀行口座があればモバイルアプリを使って日本にいながらカンボジアのSIMカードに入金が出来てしまいます。
SMSでも残高が通知されます。これで日本などのカンボジア国外にいて残高が少なくなっても心配する必要はありません。
USSDコードで残高確認
日本では「USSD」という単語はほぼ聞かないと思いますが、この「USSD」はGSM携帯で使われていた技術で特定の番号をコマンドとして発信することにより残高確認やプラン変更などが出来るという機能です。日本がガラパゴス携帯ですのでWebやアプリから料金やプラン変更になりますが、海外ではUSSDコードを利用した方法が一般的です。
Smartですと下記のUSSDコードを発信すると残高やデータ通信残量が確認できます。
残高 *888#
データ通信残量 *087*888#
電話番号確認 *887#
このUSSDコードは通話料金がかからず、ローミングができていればカンボジア国外からも残高確認やプラン変更が出来ます。
通話料金のチャージはTop Upと言います
日本の携帯電話の通話料金は後払いが主流ですが、海外は先払いのプリペイド式が主流です。料金は事前に入金しておくのですが、カンボジアだと店舗で入金する時に「charge」と言っても通じず、「Top Up」と言わないと入金の意味が通じません。
以上、カンボジアのSIMカードにABA BANKのモバイルアプリからチャージ(Top Up)する方法でした。