カンボジア・シェムリアップからプノンペンまで格安バスに乗ってみた

カンボジアを旅行する上での主な交通手段はトゥクトゥク、バス、タクシーが挙げられると思いますが長距離となるとバスが一番安上がりで確実な交通手段になります。今回はアンコール・ワットのあるカンボジア第三の都市シェムリアップから首都プノンペンまでバスでの移動を紹介します。

前日にプノンペンまでのチケットを購入しておく


カンボジアにもバス会社が多数ありシェムリアップ(Siem Reap)-プノンペン(Phnom Penh)は外国人旅行客にも需要のある人気路線で多くのバス会社で運行されています。今回利用するのは格安バス会社で知られるキャピトルツアー(CAPITOL TOUR)です。

キャピトルツアーのシェムリアップ発の時刻表

14時頃、シェムリアップのオールドマーケット近くのキャピトルツアーの店舗にやってきました。時刻表を確認するとシェムリアップ(Siem Reap)-プノンペン(Phnom Penh)のチケットは5.5ドルで朝6時30分から夕方6時までバスが運行されています。時刻表を確認しましたので明日のプノンペン行きバスのチケットを購入します。空いていれば当日でもチケットは購入できるのですが今回は安全策で前日購入になります。

シェムリアップ→プノンペンのチケット

プノンペンまでの運賃は5.5ドル(22000リエル)、バスは早朝06:00から多数運行されています。今回は08:30出発のバスにします。窓口のお姉さんに08:00店舗に集合と説明を受けて購入完了です。

キャピトルツアーのバスでシェムリアップからプノンペンへ移動

ミニバンでバスの発車場所まで移動します。

7時50分、昨日プノンペン行きバスのチケットを買ったシェムリアップのオールドマーケット近くのキャピトルツアーの店舗に到着。8時集合ということだったが少し早めに到着です。窓口でプノンペン行きのチケットを見せると外で少し待つということで外のプラスチックの椅子に座って待ちますが、すぐに係員がプノンペン行きチケットを確認して目の前のバンに乗車するように誘導されます。

Capitol Bus Stationです。

乗車すると他の地元民の乗客1人と一緒に移動です。どうやら別の場所からバスに乗車して出発のようです。5分ほどバンが走りCapitol Bus Stationに到着です。

チケットの販売窓口があります。

チケットの販売窓口や運賃表も出ているので、ここがキャピトルツアーのバスターミナルということのようです。

椅子に座ってバスを待ちます。

窓口の脇では地元の人達が椅子に座ってバスを待っています。

バスは3台待機していました。左はバンコク行きのバスになります。

バスはプノンペン、バッタンバン、タイ・バンコク行きの3台が停車しています。3台とも発車時間は8時30分出発になっています。バンコク行きは欧米人が多く乗車しており定番の人気路線のようです。プノンペン、バッタンバンへのバスはまだ乗車が始まっておらず待機になります。8時15分にバンコク行きのバスが発車していきます。乗客が集まって早発でしょうか?

プノンペン行きのバスです。

こちらがプノンペン行きのバスになります。

時間と行き先が表示されています。

行き先がちゃんとプノンペン(Phnom Penh)と出ています。

荷物をトランクルームに入れて乗車します。

そして、プノンペン行きの乗車が始まります。トランクルームに荷物を置きますが地元の乗客たちの大量の荷物も一緒に積まれていきます。荷物を置いて乗車し空いている席に座ります。ほどなくして係員のお姉さんがチケットの確認を始め正しい席に案内してくれました。チケットに番号が表記されていたので座席指定になっていました。

エアコン付きなので外とは違い快適です。

バスはエアコン付きで外とは別世界で涼しく快適です。車内はハングルが目立つので韓国で使われていた中古車のようです。

発車時間は8時30分ですが7分遅れの8時37分に発車します。乗客は自分以外全員カンボジア人で完全に地元民用バスです。シェムリアップ-プノンペンの路線は外国人観光客も多く利用するのですがキャピトルツアーでも時間帯によっては地元民用バスになるようです。席は8割ぐらい埋まっており満席と思っていたのですが予想外にも空いております。

8時58分シェムリアップバスステーションに到着して数人の乗客が乗車してきます。ここで外国人観光客が乗車かと思いましたが地元民数人と中国人観光客2人だけでした。シェムリアップを出て国道6号をプノンペンへ向けてバスが走ります。途中の町で乗客が乗車してきますがチケットを持っていたので小さな町でもチケットの販売所があるようです。

レストランに寄って最初のトイレ休憩です。

10時39分にトイレ&食事休憩でレストランに停車。

プノンペンからのバスもここで休憩のようです。

ちょうどプノンペンからのバスも到着しており、乗客がレストランで食事や買い物をするとバス会社に手数料が入るという仕組みのようです。11時10分バスが発車して再び国道6号をプノンペンへ向けて走ります。

2回目のトイレ休憩です。

12時57分にレストランで昼食休憩です。ほとんどの乗客が降りてお昼ご飯を食べていますが、食べずに車内で待っている乗客も数人おります。

食事をしたり飲み物を購入したり出来ます。

こういったバス会社と組んでいるレストランは料金設定が少し高めなので私も車内待機組の一人になります。料金の高めの部分がレストランからバス会社へのキックバックなのでしょう。13時20分に昼休憩が終わりバスが出発します。国道6号を南へ走りプノンペンへ向かいます。

プノンペンのキャピトルツアーに到着です。

15時20分カンボジアの首都プノンペンに到着です。バスの終点はキャピトルツアー(CAPITOL TOUR)の前になります。無事にバスでシェムリアップからプノンペンまでの移動ができました。所要時間は約7時間でした。