カンボジア西部のバッタンバン(Battambang)から世界遺産アンコールワットのあるシェムリアップ(Siem Reap)までバスで移動しましたので、その様子を紹介したいと思います。
バッタンバンはカンボジア西部の大きな町でプノンペン、シェムリアップやタイ・バンコクへのバスも運行されています。このバッタンバンは日本人には知られていませんが欧米人にはバンブートレイン(Bamboo Train)、プノンサンパウ(Phnom Sampeu)で知られており町の中では欧米人の姿を普通に見かけます。バンブートレインは2017年にプノンペン~ポイペトの鉄道復旧工事に伴い廃止されてしまいました。
このバッタンバンはプノンペン~バンコクのバスの通り道にもなっており街の中心部にはバス会社のオフィスを多く見かけます。チケットの購入は楽でプノンペン~バッタンバンなどのバスの運行本数も多いです。
バッタンバンからシェムリアップへ移動
、キャピトルツアーのバッタンバン オフィスにやってきました。ここでシェムリアップ行きのバスチケットを購入します。シェムリアップといえば世界遺産アンコールワットのある町で外国人旅行客で賑わっています。
バッタンバン→シェムリアップの料金は5ドル(20000リエル)になります。
今回は朝1番の出発のバスです。バッタンバン中心部にはキャピトルツアー以外にもプノンペンソリヤなど複数のバス会社のオフィスが多数あり、プノンペン、シェムリアップ、ポイペト、バンコクなど路線があります。バス会社を選ばなければ予約しなくても当日のバスチケット購入は問題なさそうです。
、バスステーション行きバスが出発します。バスはキャピトルツアーにしては珍しいマイクロバスです。
、昨日プノンペンからバッタンバンにバスが到着したアジアハイウェイ1号線(AH1)沿いの駐車場に到着します。ここでバス乗り換えということで、ここはキャピトルツアーのバスステーションになっておりプノンペン、シェムリアップ行きのバスが停車しています。
バッタンバンのキャピトルツアーのバスステーションは看板が出ていませんのでアジアハイウェイ1号線(AH1)沿いからでは気付かない可能性が高いです。バッタンバン オフィスからバスステーションまでマイクロバスで送ってくれますが看板ぐらいは設置して欲しいところです。
バンコク行きと貼り紙がありますがバスはシェムリアップ行きです。ポイペト、バンコク行きの乗客はシェムリアップ行きバスに乗って途中のバンテアイ・ミエンチェイ州(Banteay Meanchey)の州都シソポンでバンコク行きバスに乗り換えになります。
、バスがシェムリアップへ向かいます。バッタンバンを出てからの道路状況は舗装はされていますが傷んでいる部分もあり所々で工事が行われています。工事の影響で車の流れは良くないのであまりスピードは出ていません。
、バンテアイ・ミエンチェイ州(Banteay Meanchey)の州都シソポンにあるキャピトルツアーのバスステーションに到着です。バンコク行きの乗客はここでバス乗り換えになります。シェムリアップ行きの乗客は20分の休憩です。バスステーションにはレストランも併設されていますので朝食を食べることも可能です。
シソポンからはバンコク、プノンペン、シェムリアップ行きのバスが運行されています。時刻表は下記の通りになります。
- Banteay Meanchey→プノンペン(Phnom Penh)
、、、、、 - Banteay Meanchey→シェムリアップ(Siem Reap)
、、 - Banteay Meanchey→バンコク(Bangkok)
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、シソポンを出発します。国道6号線に入り東へバスが走ります。シソポンからシェムリアップの道路状況は良好で道幅も広く80km/h程度のスピードが出せます。
、シェムリアップのキャピトルツアー バスステーションに到着です。トゥクトゥクのドライバーさんたちが待機しており外国人旅行客たちに次々と声を掛けていきます。私は歩いてゲストハウスへ向かいますので無視していきます。バッタンバンからシェムリアップまでバスで4時間の移動になりました。
シェムリアップのキャピトルツアー バスステーションは町の中心部から少し南西に外れたところにありますが20分も歩けば中心部のオールドマーケットやキャピトルツアー シェムリアップ オフィスがあります。場所さえ把握すればトゥクトゥクを利用せずに徒歩で十分シェムリアップ中心部へ行けます。
バッタンバン→シェムリアップのGPSデータ
こちらは(Battambang)からシェムリアップ(Siem Reap)まで移動した際に収集したGPSログです。Google マップに取り込んで表示させていますので、実際にどこから出発してどこに到着したかが分かります。下記リンクからはGPXファイルとKMLファイルがダウンロードできますので、Google EarthやGPS機器に取り込んで使うということもできます。