シルクロード・中央アジアのキルギス・サリモゴル(Sary-Mogol)にやってきました。このサリモゴルはキルギス南部のオシュ(Osh)からパミール高原のタジキスタン・ムルガブ(Murghab)の中間付近にある村です。今回のアジアバックパッカートラベルでは標高3500mにあるパミール高原の入口サリモゴルのユルト・キャンプ「Tulpar Kol Yurt Camp (CBT)」に宿泊しましたので紹介したいと思います。
アクセスなど
キルギス・オシュからタクシーで6時間ほど。サリモゴル(Sary-Mogol)村から南に約20km、Tulpar Lakeの畔にあります。
キルギス・オシュからパミール高原へのツアーに参加すると宿泊地に入っている場合があります。キルギスでは有名な旅行会社CBTが運営しているので、ビシュケクやオシュなどにあるCBTのオフィスで相談するのが確実です。
ロケーションなど
Tulpar Kol Yurt Camp (CBT)
住所:Tulpar Lake, Sary-Mogol village, Alay District, Osh Region, Kyrgyzstan.
GPS座標:N39° 30.081′ E72° 55.792′
設備
1泊15ドル(1000ソム)のドミトリーになります。ドミトリーと言ってもキルギスの移動式住居ユルト(Yurut)です。ユルトにはシングルベッドが5つ、ユルトですのでベッドに読書灯、コンセントは無し、入口にコンセント1箇所のみですのでOAタップを持参するのが良いです。
標高3500mですので真夏の8月でも夜は冷え込みますのでストーブがあります。ストーブの燃料は石炭と乾燥させた牛糞です。電気は発電機が動いている時だけの供給です。
サリモゴル村から約20kmの奥にありますので当然ながらWi-Fiはありません。携帯電話はMEGACOMの3Gなどが使用可能です。
トイレ・シャワーは外にありますがシャワーはほとんど水ですので冷たくて使えません。手を洗うのに使うだけです。トイレは水洗ですがきれいとは言い難いです。
夕食と朝食が付いておりますが量は少ないです。夕食で蕎麦の実の粥とラグマン、ナンです。
良い点
- 移動式住居ユルト(Yurut)に宿泊できる
- 設備が清潔
移動式住居ユルト(Yurut)に宿泊できますので遊牧民の気分が味わえます。
悪い点
- Wi-Fi無し
かなりの辺境でWi-Fiはありませんのでインターネット環境はありません。
総合的には大自然の中で移動式住居ユルト(Yurut)に宿泊したい人にはオススメです。