ソ連の指導者スターリンの故郷ゴリから首都トビリシまで戻ります。次の目的地はワイン醸造で有名なカヘティ地方のテラビですが、トビリシに滞在する間にジョージアの古都ムツヘタまで世界遺産の教会を見学しに行ってきます。
ゴリから首都トビリシまで戻る
、ゲストハウスをチェックアウトします。バスステーションまで行く途中の水飲み場でペットボトルに水を補充します。ゴリは水道水がそのまま飲める水質のようです。
、ゴリバスステーションに到着、トビリシ行きマルシュルートカはほぼ満席の状態です。私が最後の乗客ですぐにトビリシ行きマルシュルートカが出発します。運賃は3ラリになります。最後の乗車なのでゴリからトビリシまで補助席での移動です。
、首都トビリシのディドゥベバスステーションに到着です。ゴリから首都トビリシまで約1時間の道のりでした。地下鉄ディドゥベ駅に隣接しているので乗り換えが比較的楽です。トビリシで2泊して洗濯しておきたいのでホステルへ向かいます。
、Booking.comで予約しておいたComfort Plus Hostelに到着です。部屋は1泊12ラリ(540円)の6人ドミトリーになります。ここは洗濯機が無料で使えるので汚れた服を一気に洗濯です。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 11.85ラリ | – |
宿泊費 | 24ラリ | 1泊12ラリ×2 |
交通費 | 3ラリ | ゴリ→トビリシ |
交通費 | 0.5ラリ | 地下鉄 |
合計 | 39.35ラリ | – |
首都トビリシの隣に位置するムツヘタに向かいます。ムツヘタはジョージアの古都にあたり世界遺産が3つあります。
路線バスとマルシュルートカでムツヘタ節約観光
、11番バスに乗車、まずはムツヘタの世界遺産ジワリ修道院へ向かいます。ジワリ修道院はムツヘタ中心部からタクシーで行くのが一般的なようですが料金は交渉制で10~20ラリくらいになります。そこで今回は節約旅行で行くルートで11番バスに乗車して修道院近くの終点から徒歩でジワリ修道院まで向かいます。
、11番バスの終点に到着です。特にバス停はなく道路上で降ろされます。ジワリ修道院はムツヘタを見下ろせる山の上にあります。近くに標識がありジワリ修道院まで5.2kmになり上り坂を登っていきます。
世界遺産ジワリ修道院
10:15、ムツヘタの世界遺産ジワリ修道院(Jvari Monastery)に到着です。
ジワリ修道院は伝説によれば4世紀に女性伝道者ニノがこの地に十字架を建てたのが始まりとされています。この十字架は奇跡を起こしコーカサス全土から巡礼者が訪れるようになります。545年に小さな教会が建設され、586年から605年に現在のジワリ修道院が建設されます。1994年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。
大勢の観光客が訪れておりムツヘタの一大観光地になっております。
礼拝堂はお祈りをする巡礼者、記念撮影をする観光客で混雑しています。
ジワリ修道院からはムツヘタの街が一望できます。
これから訪れる世界遺産スヴェティツホヴェリ大聖堂も見えます。
、ジワリ修道院から山を下ります。
、11番バスのバス停に戻ってきました。ちょうどバスが停車していたので乗車して発車を待ちます。
、バスが出発します。
、地下鉄ディドゥベ駅前で下車します。ディドゥベバスステーションからムツヘタ行きマルシュルートカが出ていますので探します。
カズベギ行きマルシュルートカ乗り場から20mぐらいの場所にあり、ムツヘタ行きマルシュルートカは窓口でチケットを購入してから乗車する方式です。
運賃は1ラリ(45円)になります。乗客が集まり次第の発車で程なく満席になります。
、ムツヘタ行きマルシュルートカが出発します。30分ほどでムツヘタ中心部に到着します。
、ムツヘタに到着です。乗車したマルシュルートカは正確にはムツヘタ行きでなく、さらに奥へ行くムツヘタ経由のマルシュルートカだったのでムツヘタの外れで下車です。危うくムツヘタを通りすぎでさらに先まで乗車するところでした。
世界遺産サムタヴロ教会・修道院
ムツヘタでは雨が降っており近くの世界遺産サムタヴロ教会・修道院(Samtavro Church and Monastery)で雨宿りの避難です。このサムタヴロ教会・修道院は始めは4世紀に小さな教会が建設され、11世紀にグルジア王国のジョージ1世(George I)により大聖堂が建設されます。大聖堂には4世紀にキリスト教を国教と定めた第22代イベリア王ミリアン3世と王妃ナナの墓があります。ちなみに大聖堂内は撮影禁止になっています。
世界遺産スヴェティツホヴェリ大聖堂
、世界遺産スヴェティツホヴェリ大聖堂(Svetitskhoveli Cathedral)に到着です。
歴史は古く4世紀のイベリア王ミリアン3世の治世に小さな教会が建てられています。現在の大聖堂は11世紀の1010-1029に建設されます。1787年にカルトリ王国(Kingdom of Kartli)のエレクレ2世(Heraclius II)により大聖堂は城壁で囲まれ砦としての機能が持たされています。
こちらのスヴェティツホヴェリ大聖堂は内部の撮影が可能です。
多くの壁画が残されていますが傷みも激しいようです。
、通りに出てトビリシ行きマルシュルートカに乗車します。ムツヘタからトビリシの運賃は1ラリ(45円)になります。
、トビリシのディドゥベバスステーションに戻ってきました。
SVIANI アルコール4.5% 1L 3.01ラリ(135円)
トビリシはかなり暑いので夕方からビールを飲み始めてしまいます。しかも、ペットボトルで1Lです。日本なら330ml缶の発泡酒とかになりますが、ジョージアならビール1Lでも200円以下です。
夕食は近くのレストランでジョージア餃子のヒンカリ 10個 7ラリ(315円)を頂きます。盛り付けがいい加減なのががっかりなのですが味は大丈夫です。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 17.39ラリ | – |
交通費 | 0.5ラリ | 地下鉄 |
交通費 | 1ラリ | トビリシ→ムツヘタ |
交通費 | 1ラリ | ムツヘタ→トビリシ |
合計 | 19.89ラリ | – |