ロンリープラネット掲載宿Nino Ratiani’s Guesthouseへ移動
、ゲストハウスのVilla Gablianiをチェックアウトして次のNino Ratiani’s Guesthouseへ移動します。ここもロンリープラネットに掲載されているゲストハウスです。
部屋は1泊25ラリ(1125円)のシングルルームになります。いつもドミトリーに宿泊する私にはシングルルームはかなりの高級な部屋です。
リフトでMt Zurudi頂上へ
寝る場所が確保できましたので早々に今日の目的地Mt Zurudi(2348m)へ向かいます。Mt Zurudiはメスティアの南側にある山でリフトで頂上まで行けます。リフトは2つありMt Zurudiの中腹で乗り継いで山頂へ向かいます。
、第1リフト山麓駅(1428m)にやってきました。営業時間は~、往復で7ラリになります。
まずは第1リフトの終点まで高低差440mを上ります。
リフトからはメスティア空港が見えます。
10分ほどで第1リフト中腹駅(1868m)に到着です。
ここは元がスキー場になっており、夏はハイキング客のために営業しております。日本のスキー場と似た感じの営業形態です。ただ花の種を撒いておくとかというようなことはやっていないのでコース上はほとんど草で花は少ないです。
第1リフトの駅と第2リフトの中腹駅は200mほど離れており歩いていきます。第2リフトも往復で7ラリになります。チケットはなぜか4.9ラリ、片道1 Rideなのですがこれで往復だそうです。
リフト乗り場は地元ジョージア人観光客で混雑しており空いてくるのを待ちます。写真は10分ほど待ってからの撮影で、これでもかなり減ったほうです。
、第2リフトで中腹駅(1868m)から頂上駅(2348m)へ向かいます。
、頂上駅のMt Zurudi(2348m)に到着です。
山頂にはレストランがあり観光客は景色や食事を楽しんだり、もちろんジョージアワインやビールを楽しんでいます。
Zurudi山の山頂から周囲が一望できます。氷河や残雪の残るコーカサス山脈の山々がよく見えます。
正面に見えるのがウシュバ山(Mt Ushba)です。メスティア北側の山でウシュバ山を越えた先がロシアになります。
天気が晴れで空気が澄んでいますので遠く離れた氷河もしっかり見えます。
ジョージアの大自然が満喫できる場所なのですがウシュグリのように欧米人や中国人が見当たりません。ここはメスティアの穴場スポットかもしれません。
、第2リフトの頂上駅から中腹駅へ戻ります。帰りはチケットの確認はやっておらず誰でもリフトに乗れる状態でした。スキーのコースには入れませんが登山道や作業車両用の道を通れば徒歩でも頂上まで来られますが、全員リフトで来ているので確認する必要がないということでしょうか。
帰りのリフトも景色はかなり良いです。山頂からは見えなかったメスティアの町がよく見えます。
このリフトは景色を楽しむだけでなくトレッキングコースのメスティアからウシュバ山の中腹にあるKoruldi Lakesまでのルート把握にも役立ちます。リフトからウシュバとメスティアが一望できますのおおよそのルートがひと目で分かります。
、第2リフトの中腹駅に到着です。第1リフトの中腹駅から山麓駅へ戻ります。
第1リフトからはメスティアの町が一望できます。町の中に残る塔がミニチュアのように見えます。
遠くから見るとメスティアの町の中にも多くの塔が残っているのがわかります。
、第1リフトの山麓駅に到着です。
スヴァネティ博物館
、スヴァネティ博物館にやって来ました。入場料は7ラリになります。
メスティアのあるスヴァネティ地方の文化財を公開しているのですが、基本はグルジア王国の12~13世紀頃の宗教遺物になります。
スヴァネティ地方の教会にあった宗教画が多く展示されています。
教会に掲げられていた十字架も展示物として公開されています。
こちらは武具になり短剣。
馬具もあります。
銃も展示されています。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 17ラリ | – |
宿泊費 | 50ラリ | 1泊25ラリ×2 |
交通費 | 14ラリ | リフト |
スヴァネティ博物館 | 7ラリ | – |
合計 | 88ラリ | – |
メスティアからChalaadi氷河まで往復20kmのトレッキング
、Chalaadi氷河までトレッキングに出発します。
メスティア中心部にある行きつけのパン屋さんはまだ閉まっています。中ではパンを焼いているのでもうじき開店するのでしょう。
、メスティア中心部を出ます。橋を渡りMestiachala川沿いに上流へ向かいます。上流に目的地のChalaadi氷河があります。Chalaadi氷河までの距離は約10kmになります。
山の斜面にはスヴァネティ地方独特の石造りの塔が見えます。
、メスティア空港を通過します。正式名称はQueen Tamar Airportでグルジア王国のタマル女王の名を冠した小さな空港です。
Mestiachala川沿いに歩いていきますが目的地のChalaadi氷河は画像左側の山の向こうにあります。ちょうど赤線の向こうです。
、道路の終点に到着です。ここがChalaadi氷河へのトレッキングコースのスタート地点になり、この先Chalaadi氷河までは徒歩になります。ほとんどの観光客はここまで来るまで来てトレッキング開始という流れのようです。メスティアから歩いてくるのは少数派になります。
吊り橋を渡り登山道へ入り森の中を進みます。Chalaadi氷河まで残り2kmほどになります。
登山道は道に迷わないように岩に印が付いています。印はトレッキングコースごとに異なっていて、ジョージアの地図メーカーGeolandが作成するトレッキングマップとMestia Tourism Information Centreで配布している無料のトレッキングマップにも、どの印を辿るか表示されています。
登山道は川岸を通るので氷河の雪解け水で周囲の空気が冷えており天然のクーラーです。
、森を抜けると石が多い開けた場所に出ました。
奥に氷河が見えます。
Chalaadi氷河
、Chalaadi氷河の先端に到着です。イメージとしては白い雪や氷なのですが土砂で茶色くなっています。
もう少し上ると氷河が大きさがわかってきます。山肌だと思っていた所ですがここも氷河でした。石や砂で覆われていますがこの下は氷河になっています。注意して歩かないと石や砂と一緒に滑ったり、踏み抜く危険性があります。
一見すると山肌に見える部分ですが、ここも氷河になります。間近で氷河を見ることができます。氷河の上を歩いていきますが気温が上がってきたせいで落石が見られます。このまま氷河の上を歩くのも危険ですので下ります。
こちらは一見して氷河と分かる部分で氷河の下から川が流れています。おそらくChalaadi氷河の一番の見所でしょうか?
近くまで寄ってみると氷河の下から勢いよく雪解け水が流れ出しています。
、地元ジョージアの観光客の姿が見え始めます。林道の終点まで車できて歩いてきたのでしょう。
この時間帯は天気が良く青空が見えるのですが山の天気は変わりやすいです。
、青空がなくなり曇り空に変わって来ましたので引き返すことにします。昨晩は雨が降っていましたので、また雨が降り出すと困りますので安全優先で行きます。
、登山道入口の吊り橋まで戻ってきました。
、メスティア手前の橋まで戻ってきました。行きはもう1本下流の橋を通ったのですが、帰りはこちらの橋を渡ります。
石造りの塔を見ながらメスティア中心部へ向かいます。
、メスティア中心部に戻ってきました。7時間あればメスティアから氷河まで往復できるようです。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 9.5ラリ | – |
合計 | 9.5ラリ | – |
ジョージアの伝統パン「ショティ」
昨日、Chalaadi氷河まで往復20kmを歩きましたので今日はゲストハウスの移動だけで休息日です。昼頃、次のゲストハウスのManoni’s Guesthouseに到着です。
部屋は1泊12ラリのドミトリーになります。
昼食はパン屋さんでジョージアの伝統パンとして知られるショティを購入します。1個1ラリ(45円)です。
カヌー型なのがショティの特徴です。
そして、大きいので昼食に食べきれません。夕食までのおやつ代わりにもなります。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 13ラリ | – |
宿泊費 | 24ラリ | 1泊12ラリ×2 |
合計 | 37ラリ | – |