高低差1300m！メスティアからウシュバ山KORULD LAKESまでトレッキング
メスティア中心部の公園
、メスティア中心部の公園にやって来ました。まずはトレッキングの準備で水の補給です。ジョージアもアルメニアのように公園に水飲み場があり、そのまま水が飲めたります。メスティアの商店だとミネラルウォーター 1.5Lが2ラリ（90円）で下界のトビリシやクタイシの倍以上の価格になります。そこで公園の水飲み場で水の補給です。
水を補充
水飲み場は湧き水が24時間出ているのでペットボトルに補充します。ここの湧き水は少し味があり炭酸水に近い感じで、ウクライナで購入した炭酸水に似ていました。
登山道入口へ向かいます
、メスティア（1400m）中心部の公園を出発します。
コーカサス山脈のウシュバ山（4710m）中腹にある湖のKORULD LAKES（2750m）まで約8km、4時間の道のりです。メスティアにある石造りの塔を通り過ぎてメスティア北側の山を登ります。高低差はかなりあります。
登山道入口
、標高1570mの登山道の入口に来ました。
メスティア
後ろを振り返るとメスティアの町が小さく見えます。
登山ルート
登山道入口（1570m）からKORULD LAKES（2750m）までのルートはこのようになります。この写真はメスティアの南にあるスキー場のリフトから撮った物です。一番下の赤丸が登山道入口、中間地点の赤丸に十字架と展望台（2200m）、上の赤丸がKORULD LAKES（2750m）になります。
標識
標識とGPSを確認しながら登山道を進んでいきます。
牧草地
、標高1890mの牧草地？まで来ました。
車でも行けます
、地元の車に追い抜かれます。登山道から未舗装道路に変わり車が通行できるようになっています。麓から車が来られるということはタクシーを使う事もできますね。車での道順もおおよその見当がついてきました。車での道順は帰りに確認します。
十字架のある展望台
、標高2200mの十字架のある展望台に到着です。ここから先は森林はなくなり草地になります。
展望台の下に見えるメスティア
メスティアの町が眼下に広がっています。展望台とメスティアとの高低差は800mになります。メスティアの奥にあるのがスキー場があるZuruldi山（2340m）です。
ポテトパイを食べます
展望台で休憩と朝食をとります。朝食は昨日パン屋さんで買っておいたポテトパイです。
KORULD LAKESまでは残り約3km
朝食を食べたら標識とGPSを確認して出発の準備です。
登山道を進みます
、展望台を出発、登山道を通り湖のKORULD LAKESを目指します。KORULD LAKESまでは残り約3kmの道のりです。
小屋が見えてきました
、山の上に小屋があります。人の気配はないので牧畜で夏の間だけ利用する小屋でしょうか？
放牧中の馬
放牧中の馬に遭遇します。
標高2500m地点
、標高2500m地点に到達します。標高2500m以上は高山病のリスクが伴う高地になります。
残雪があります
、標高2550mの残雪のある所まで登ってきました。
雪に覆われている場所まで登ってきました
、標高2710mまで来ました。ここで登山道は雪に覆われてます。車で登ってこられるのもこの辺りまでのようです。
ウシュバ山の湖KORULD LAKESに到着
KORULD LAKESで放牧されている牛たち
、標高2750mのKORULD LAKESに到着です。残雪の上で牛たちが放牧されています。すでに数人の欧米人が湖に到着しており私は10番以内には入っているようです。欧米人たちは日の出と同時に出発した人たちなのでしょう。
KORULD LAKES
KORULD LAKESは3つほどの湖で構成されているのですが湖というより小さな池です。
放牧された牛たち
放牧された牛たちは涼しい湖でくつろいでいるようです。
馬も放牧されています
牛だけでなく湖には馬たちもおります。
湖からさらに続く登山道
湖からさらに上へ行ける所まで登ってみます。登山道は尾根に沿って細く続いています。
6月でもこれだけ雪が残っています
雪が斜面にかなり残っており風は涼しく6月とは思えない涼しさです。
周囲に広がる大パノラマ
周囲を見渡せば大パノラマが広がっています。
KORULD LAKES
眼下にはKORULD LAKESの3つの湖が見えます。
標高2900m地点
、標高2900mまで登ってきました。すぐ脇に雪が残っています。Tシャツ1枚の軽装でこれ以上登るのは危険なので登山はここまでです。
KORULD LAKES
湖周辺を散策しながら下山します。
KORULD LAKESまで車でも来られます
湖周辺の道にも車の轍があるのでメスティアから4WDをチャーターして登ってくるというのもできます。
雪の上の牛たち
牛たちが雪の上に集まっています。涼しい所が好みなのでしょうか。
湖に向かう登山者
昼ぐらいになると湖に向かう欧米人たちとすれ違い始めます。
湖に向かう登山者
装備もちゃんとしており登山者の格好です。GPSだけの私とは大違いです。
登山道
十字架のある展望台まで戻ります。
十字架のある展望台からは絶景が見られる
十字架のある展望台
、標高2200mの十字架のある展望台まで戻ってきました。休憩しながら昼食にポテトパイを食べて下山の準備です。
メスティア
800m下にあるメスティアの町がよく見えます。
十字架
十字架からメスティアの町まで迂回しながら下山ですので距離は結構あります。
展望台までおりてきた牛たち
放牧中の牛たちが展望台に現れました。
犬に追われる牛たち
しかし、展望台を縄張りにしている犬に威嚇されて退散していきます。
展望台から見える山
展望台は360°の大パノラマが広がっています。
ウシュバ山（4710m）
北にはコーカサス山脈のウシュバ山（4710m）、南はメスティアとスキー場があるZuruldi山（2340m）があります。
湖を目指す登山者たち
この時間にも欧米人3人がウシュバ山（4710m）のKORULD LAKESを目指して登山道を進んでいきます。
パラグライダー
この十字架のある展望台周辺はパラグライダーがウシュバ山をバックに飛んでいます。
パラグライダー
十字架の前もパラグライダーが飛んでいます。
登山道
、十字架のある展望台から下山します。
Queen Tamar Airport
帰りは登山道でなく未舗装道路を下りて車でのルートを確認します。メスティアの北東にあるQueen Tamar Airportが見えてきました。
教会
小さな教会が見えてきました。未舗装道路はメスティア北東の川沿いに出て町へ続いていました。
メスティア中心部の公園
、メスティア中心部にある公園の水飲み場に戻ってきました。出発から約8時間で帰ってこられました。
売店
公園の裏手にある売店兼バスチケット売場で明日のトビリシ行きチケットを購入します。発で運賃は30ラリになります。（ここのマルシュルートカはトビリシ直通ではなくズグディディで乗り換えになります。）この売店の隣のレストランがロンリープラネットにも掲載されているLailaです。2軒となりは観光案内所のMestia Tourism Information Centreです。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 8ラリ | – |
| 交通費 | 30ラリ | メスティア→トビリシ |
| 合計 | 38ラリ | – |
