テラビ郊外の貴族の邸宅を公開しているアレクサンドレ チャフチャヴァゼ博物館(ALEXANDER CHAVCHAVADZE MUZEUM)、大聖堂のあるアラヴェルディ修道院(Alaverdi Monastery)、ゴンボリ山脈の2つの修道院AKHALI SHUAMTAとDZVELI SHUAMTAを訪れます。
貴族の邸宅・アレクサンドレ チャフチャヴァゼ博物館
昼頃、Booking.comで予約しておいた次のゲストハウス「Holiday Home Ekaterine」に移動します。住所がちゃんと表示されていたので迷わずに到着、看板は「GUEST HOUSE Ekaterine」になっていましたけど。
、テラビ、クバレリ、シグナギの分かれ道でシグナギ方面のマルシュルートカを待ちます。5分ほどでマルシュルートカが来て乗車します。ツィナンダリ(Tsinandali)までの運賃はロンリープラネットの情報通り0.8ラリ(36円)です。
、ツィナンダリ(Tsinandali)入口のALEXANDER CHAVCHAVADZE MUZEUM前で下車します。
、アレクサンドレ チャフチャヴァゼ博物館(ALEXANDER CHAVCHAVADZE MUZEUM)に到着です。
入口に暑い夏にはありがたい水飲み場があります。ここで冷たい水を補給です。
入場料は庭園と博物館で5ラリ(225円)になります。
18世紀から19世紀の貴族であり詩人、ロシア帝国軍の中将であったアレクサンドレ チャフチャヴァゼ(ALEXANDER CHAVCHAVADZE)の邸宅が博物館として公開されています。邸宅の北にはワイナリーがあり100年以上前のワインが寝かされています。
広大な庭の中にある邸宅は博物館として当時の貴族の生活を再現した書斎、食堂、寝室などがあります。邸宅内(博物館)は撮影禁止でがっかりです。
邸宅は博物館として見学するだけでなくワインの試飲もやっています。25ラリの入場券で庭園、博物館の見学とワイン5種類(Tsinandali, Rkatsiteli wine from clay jars, dry Saperavi, semi-dry Saperavi)とチャチャ(ジョージアの蒸留酒)の試飲ができます。
、国道沿いでテラビ行きマルシュルートカを待ちますが夏の暑さが堪えます。
、テラビ行きマルシュルートカに乗車します。運賃は0.8ラリになります。
アラヴェルディ修道院(Alaverdi Monastery)
、オールドバスステーションに到着です。アラヴェルディ行きマルシュルートカに乗り換えます。
、定員オーバーでアラヴェルジ行きマルシュルートカが出発します。
、アラヴェルディ修道院(Alaverdi Monastery)で下車します。運賃は1.8ラリになります。ロンリープラネットだと2ラリということでしたが、なぜか中途半端な金額です。5ラリ紙幣で支払ったので釣り銭を間違えたのでしょうか?
アラヴェルディ修道院(Alaverdi Monastery)は6世紀には創建されており現在の建物は11世紀にカヘティ王Kvirike IIIにより建設されました。大聖堂を中心に城壁で囲まれ要塞としての機能を持っているのも特徴です。
大聖堂の内部は撮影禁止です。聖堂内部は外とは違い冷えた空気が立ちこめており涼しいのですが古いフレスコ画やキリストや聖人たちが描かれたイコンで雰囲気も全く違います。
このアラヴェルディ修道院の壁ですが見た感じですと壁の上に建物があり住居になっている様子。城壁の機能を持ち要塞化していますがあくまで修道院という位置付けですね。
これだけ立派な城壁を持つ修道院はヨーロッパ各地にどれぐらいあるでしょうか?アラヴェルディ修道院はジョージアを代表する修道院であることは間違いなさそうです。
、きれいに整備された道路脇の駐車場でテラビ行きマルシュルートカを待ちます。アラヴェルディ修道院の前はカフェや観光用有料トイレが整備されて観光開発が進んでいます。しかし、肝心の観光客がほとんどおりません。大型バスの駐車スペースもあり受け入れ体制は万全なのですが何故か観光客がおりません。
、テラビ行きマルシュルートカが来る気配が全くありません。昨日に引き続き最終マルシュルートカを逃してしまいました。2日連続でヒッチハイクでテラビへ戻ります。どうやらアラヴェルディ修道院は昼までに観光を終わらせてテラビ行きマルシュルートカを捕まえないと危ないようです。テラビから15時台のマルシュルートカでアラヴェルディ修道院へ行くと、もう帰りのテラビ行きマルシュルートカはありません。
テラビ方向へ歩きながらヒッチハイクしますがなかなか車は停まってくれません。ようやく停まってくれた車は3人組にお兄さんたちでテラビまでは行かないので途中までならということで乗せてもらいます。お兄さんたちの家の近くで降ろされ再びヒッチハイクです。
次に停まってくれたのは見た目がソ連時代の車に乗ったお爺さん。テラビとは反対方向に行くようで分かれ道のAtskuriのT字路まで乗せてもらいます。ジョージア語は分かりませんがお爺さん曰くこの時間はアラヴェルディからテラビ行きのマルシュルートカは無いそうです。AtskuriのT字路まで戻ってこないとテラビ行きマルシュルートカはありません。
、T字路で降ろしてもらいしばらくすると言われたとおりテラビ行きマルシュルートカが来たので手を振って乗車します。
、テラビ到着です。運賃は1ラリになります。2日連続でヒッチハイクで何とかテラビに戻ってきました。
ジョージアで禁断の2.5Lビール
NATAKHTARIビール アルコール5% 2.5L 6.7ラリ
ジョージアで2017年のモンゴル旅行以来の禁断の2.5Lビールを購入します。ジョージアビールは通常の330ml缶から2.5Lペットボトルまで幅広い種類があります。サイズがわかりやすいように隣りにFanta 500mlを置いています。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 10.1ラリ | – |
宿泊費 | 36ラリ | 1泊18ラリ×2 |
交通費 | 0.8ラリ | テラビ→ALEXANDER CHAVCHAVADZE MUZEUM |
交通費 | 0.8ラリ | ALEXANDER CHAVCHAVADZE MUZEUM→テラビ |
交通費 | 1.8ラリ | テラビ→アラヴェルジ |
交通費 | 1ラリ | Atskuri→テラビ |
ALEXANDER CHAVCHAVADZE MUZEUM | 5ラリ | – |
合計 | 54.7ラリ | – |
テラビからゴンボリ山脈の修道院へ
、ゲストハウスを出てテラビ中心部から約8km離れたゴンボリ山脈の中にある修道院AKHALI SHUAMTAとDZVELI SHUAMTAへ向かいます。テラビからかなり離れており交通手段はタクシーのみなのですが徒歩で行きます。日が照りつける中をひたすら歩いていきます。
、道路脇に水汲み場があるので水を補給しておきます。ぬるくなった水を捨てて冷たい山の水をペットボトルに補充します。ここの水汲み場は土産物屋があり観光地になっているようです。しかし、見る限り観光客は誰一人としておりませんが歩いてきた私にとっては貴重な水補給場所であることには違いありません。
水汲み場から少し進むと修道院への分かれ道が見えてきました。
標識を見るとAKHALI SHUAMTAとDZVELI SHUAMTAの表示がありあと少しです。
AKHALI SHUAMTA
、AKHALI SHUAMTAに到着です。AKHALI SHUAMTAは16世紀にカヘティ王Levanの妻Tinatin王妃により創建されました。SHUAMTAはジョージア語では「山間」を意味しておりゴンボリ山脈の森に囲まれた2つの修道院の名は「山間」にあることから由来します。この修道院には昨日訪れたアレクサンドレ チャフチャヴァゼ博物館の邸宅の主である貴族アレクサンドレ チャフチャヴァゼ(ALEXANDER CHAVCHAVADZE)が埋葬されています。
この修道院は入口に呼び鈴がありシスターを呼ばないと内部の見学ができません。私はジョージア語、ロシア語、英語のどれもできませんので大人しく退散します。
DZVELI SHUAMTA
10:10、DZVELI SHUAMTAに到着です。DZVELI SHUAMTAは5世紀に創建された修道院で現在残っている建物は7世紀に建てられています。またアッシリア十三士により創建ともいわれています。
こちらは修道院の内部を見学できますが、建物自体が小さく特に壁画もありませんので観光地化はほとんどされておりません。
修道院の敷地内では養蜂が行われています。
瓶のありますのでワインも作られているのでしょうか?
、テラビに向けて歩いていきます
、テラビ中心部に戻ってきました。ゲストハウスから徒歩10分ぐらいの所にあるコンビニで冷凍ヒンカリ 1個0.45ラリを10個購入します。夕食は自炊でジョージア料理ヒンカリと昨日購入した2.5Lビールの残りです。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 8.35ラリ | – |
合計 | 8.35ラリ | – |