チェンマイ駅でバンコク、パダンブサールまでのきっぷ購入
チェンマイ駅にやってきました。今日は23日のチェンマイ(CHIANG MAI)→バンコク(BANGKOK)、24日のバンコク(BANGKOK)→パダン・ブサール(PADANG BESAR)のきっぷを購入します。タイ北部から一気にマレーシアのパダン・ブサールまで乗り鉄です。最終的にはマレー鉄道(KTM)に乗り換えてマレーシアの首都クアラルンプールを目指します。
こちらがきっぷ売り場です。チェンマイ駅は列車の発着本数が少ないのできっぷ売り場は空いており待ち時間は少ないです。きっぷ売り場に欧米人の旅行者が多くチェンマイが観光都市という特徴を表しているともいえます。
今回購入するきっぷは下記の2枚です。きっぷ購入時にはパスポートが必要になりますので忘れずに!
- 列車情報
乗車日:
区間:チェンマイ(CHIANG MAI)発→バンコク(BANGKOK)着
列車等級:EXPRESS
列車番号:52
等級:3等座席
運賃:271バーツ(948円) - 列車情報
乗車日:
区間:バンコク(BANGKOK)発→パダン・ブサール(PADANG BESAR)着
列車等級:SPECIAL EXPRESS
列車番号:45
等級:2等寝台上段(Upper Berth)
運賃:870バーツ(3045円)
いずれも問題なく購入できましたがバンコク-パダン・ブサールの寝台列車は1日1往復だけですので、きっぷの販売枚数が少なく下段ベッドは1週間ぐらい前までに売り切れてしまい上段ベッドは3日前ぐらいで売り切れのようです。
きっぷが購入できましたので、次は乗車日にチェンマイ駅を訪れます。
鉄道でチェンマイからバンコクへ
、チェンマイ旧市街のターペー門からチェンマイ駅へ向かいます。ターペー門からは1本道で東へ約2km歩いていくだけです。晴れの日は暑いのでソンテウで移動した方が楽ですが、曇りの日は歩きでも何とかなります。
、チェンマイ駅に到着です。
このお昼時の時間帯の列車は到着のEXPRESS 51があるだけなのですがきっぷ売り場にはきっぷを買いに来た欧米人の姿が見られます。
こちらは売店でこの時間帯はお客さんがまだいません。
こちらが待合いスペースになり、すでに乗客が数人おり欧米人バックパッカーの姿も見られます。鉄道でバンコクまで移動という外国人も多いようです。
チェンマイ→バンコク3等座席271バーツ
今回乗車する列車は下記の通りでEXPRESS 52の安い3等席での移動になります。バンコクからチェンマイへ移動したときは2等席でしたが、一番安い3等席です。正確には早朝発のRAPIDの3等席がもう少し安いのですが、寝坊しそうなのでEXPRESS 52にしました。
- 列車情報
区間:チェンマイ(CHIANG MAI)発→バンコク(BANGKOK)着
列車等級:EXPRESS
列車番号:52
等級:3等座席
運賃:271バーツ(948円)
を過ぎましたがバンコクからのEXPRESS 51が到着する気配がありません。このEXPRESS 51が折り返しでバンコク行きEXPRESS 52になるのですがどうやら列車遅延のようです。タイでは列車遅延は日常茶飯事ですのでチェンマイ駅では日本のように列車遅延のお知らせはありません。バンコク駅は電光掲示板に遅延時間が表示されるのですが、本数の少ないチェンマイ駅では電光掲示板そのものが存在しません。
、遅れていたバンコクからのEXPRESS 51が到着しました。到着時にタブレットが駅員に渡されており、貴重な光景がチェンマイ駅で見ることができます。鉄道ファンには嬉しいですね。EXPRESS 51が折り返しバンコク行きのEXPRESS 52に変わりますので、すぐに乗車できるのかと思っていたのですが回送されていきます。
回送された後は車両の着け換えをして再び入線してきました。
これでようやくバンコク行きEXPRESS 52に乗車できます。いよいよチェンマイからバンコクまで鉄道での旅が始まります。
今回は一番安い3等席でバンコクまで乗車です。車両はかなり古くエアコン無し、扇風機が現役という年代物です。鉄道ファンにはこのレトロ感がたまらないはずです。
ボックスシートの座席は固くて日本の110型のボックスシートより乗り心地は悪いです。シートが固いのですぐにお尻が痛くなってきます。
、14分遅れでチェンマイ駅を発車します。発車後すぐに車内検札が始まりきっぷに鋏を入れていきます。外はすでに田舎の風景でチェンマイだけが都会で周辺は農村だというのがわかります。予定では明朝にバンコク到着なのですが、これは遅れそうな予感がします。
今回乗車した3等席の客層ですが外国人旅行者は5人ぐらいしか見かけておらず、ほとんどの外国人は2等座席、2等寝台を利用しています。3等席は空席が多く地元の人がメインのようです。これですと発車直前でもバンコクまでの3等席は購入できそうです。
夜になりピッサヌロークに到着しました。ここで気付きましたが車内では到着駅などの案内放送が一切ありません。ピッサヌロークはかなり大きい駅なのですが、途中の田舎の小さな駅でも同様で到着駅の案内はなく地元の人たちは自分で間違えずに下車しています。
バンコク駅に到着
、5分遅れでバンコク駅に到着、約13時間45分の鉄道の旅でした。
バンコク駅はクルンテープ駅、フワランポーン駅(Hua Lamphong)とも呼ばれています。タイ国鉄ではクルンテープ(กรุงเทพฯ)がタイ語での正式名称ですが、英語表記になると「Bangkok」で統一されています。
早朝の時間帯ですが列車の運行が始まっており地元の人達が行き交っており、それぞれ目的の列車に乗車していきます。
ホームからラーマ5世の肖像画の下を通りバンコク駅のコンコースへ出ます。無事にチェンマイからバンコクまで鉄道で移動できました。一番安い3等座席での乗り鉄は意外にも混雑しておらず空いており比較的簡単でした。
この後はバンコク(BANGKOK)発→パダン・ブサール(PADANG BESAR)着の列車に乗車してタイからマレーシアへ入国、マレー鉄道(KTM)に乗り換えてマレーシアの首都クアラルンプールまで鉄道の旅が続きます。