モンゴルと言えば大草原と遊牧民の国ですが、バックパッカーの人たちは安く宿代を済ませてゴビ砂漠のツアーとかに参加したいところでしょう?今回、私がモンゴルに滞在して宿泊したゲストハウスやホステルを一覧にしてみましたので、これからモンゴルへ行くバックパッカーの人たちは参考にしてみてください。
ゲストハウスの相場と選び方
ウランバートルのゲストハウスやホステルでは1泊7ドル、8ドルという所が多いので、8ドルあたりを宿選びの基準価格として考えておくと良いでしょう。予算が1泊10ドルもあれば宿選びで困ることはないでしょう。
ウランバートルでのゲストハウス・ホステル選びは料金だけで選ぶのは注意したほうが良いです。実際に宿探しをして気づいたのですが、ウランバートルはアパートの一室を利用したゲストハウスが多いので、「看板出ていない」「住所が部屋番号まで記載されていなかった」「建物のドアにロックがかかっていた」「電話して迎えに来てもらわないといけない」などといった事に遭遇します。モンゴル初めての人には結構ハードルが高いかと思います。私としては極力アパートの一室というのは避けたほうが良いと思います。ちゃんと建物まるごとゲストハウスになっているような所を選んだほうが楽かと思います。
シティ ゲストハウス & ツアー(City guesthouse & tours)
まず1軒目のシティ ゲストハウス & ツアー(City guesthouse & tours)ですが、ウランバートル中心部のチンギスハーン広場まで1kmほどの場所にあります。元々はカラオケ店だったのをゲストハウスに改装しているのですが、ここの最大の特徴ですがテレビはNHKが映ります!モンゴル最大手のケーブルテレビUnivisionを引いているのでNHKの海外放送NHKワールドプレミアムやWAKUWAKU JAPANといった日本語放送が見られます。他にもCNN、BBC、アルジャジーラなど海外放送が多数見られます。もちろんモンゴルの番組も映りますよ。
そして、スタッフ(オーナー?)のお姉さんは日本語が話せます。なので、ゲストハウスでは日本語だけで過ごせました。英語話せない私にとって助かりました。それと朝食が付いていたのもいいですね。
【宿泊レポ】モンゴル・ウランバートル チンギスハーン広場まで1km、テレビはNHKも映るゲストハウス「シティ ゲストハウス & ツアー(City guesthouse & tours)」
ガナズ ゲストハウス(Gana’s Guest House)
続いてはウランバートルでゲルに泊まれるゲストハウス「ガナズ ゲストハウス(Gana’s Guest House)」です。こちらのゲストハウスは屋上にゲルがあるのが特徴です。せっかくモンゴルまで来たのならゲルに泊まってみたいですよね。ゲルは普段利用するドミトリーとは違って遊牧民の気分に浸れます。
徒歩5分ほどの所にはウランバートル最大のチベット仏教寺院ガンダン寺や市場のブンブクル・ザハ(Бөмбөгөр зах)があり観光にも便利です。朝食が付いているのもいいですね。
【宿泊レポ】モンゴル・ウランバートル 伝統住居ゲルに泊まれるゲストハウス「ガナズ ゲストハウス(Gana’s Guest House)」
Courageous Rider Hostel
続いては2017年に開業したばかりのホステル「Courageous Rider Hostel」です。こちらはウランバートル最大のチベット仏教寺院ガンダン寺から徒歩5分ほどの場所で立地も良好です。新築のアパートの一室をホステルとして利用しており民泊みたいな感じですね。ここのホステルというかアパートはセキュリティが厳しいようで外の門と建物のドアに電子ロックが掛かっているのでアパートの前まで来て電話するとスタッフさんが迎えに来てくれます。電子ロックの暗証番号は後で教えてもらえます。
こちらのホステルのスタッフ(オーナー?)の一人は日本語が少し話せたので英語の話せない私には非常に助かりました。新築のアパートでしたので設備も新しいですし、共用スペースにはキッチンがあり料理もできます。ネット環境も良好でベンチマークで速度を測ったら下り50Mbps以上も出ており驚きの高速です。モンゴルのネット環境を侮っていました。
【宿泊レポ】モンゴル・ウランバートル ガンダン寺から徒歩5分、高速ネット環境のホステル「Courageous Rider Hostel」
タイガ ゲストハウス(Taiga Guesthouse)
続いてはウランバートル中心部のノミンデパートの隣りにあるタイガ ゲストハウス(Taiga Guesthouse)です。ノミンデパートはウランバートル最大の百貨店で、その隣にタイガ ゲストハウス(Taiga Guesthouse)があるのです。ゲストハウスの規模は小さいのですが立地は申し分なしです。スタッフのお兄さんとお姉さんが常駐(住んでる?)しているので安心です。欧米人が多い印象です。
【宿泊レポ】モンゴル・ウランバートル中心部ノミンデパートの隣りにあるゲストハウス「タイガ ゲストハウス(Taiga Guesthouse)」
トラベル モンゴリア ゲストハウス(Travel Mongolia Guesthouse)
次は安さを追求したい人向けのゲストハウス「トラベル モンゴリア ゲストハウス(Travel Mongolia Guesthouse)」です。モンゴル恐竜博物館(Central Museum of Mongolian Dinosaurs)から徒歩3分ほどの場所にあります。建物や設備が古いのですが、私の知っている限りではモンゴル最安値のドミトリーです。だいたい1泊5ドル前後で安い時は3.75ドルでした。設備がボロいのですが欧米人宿となっており、頻繁にゴビ砂漠へのツアーに出発したり帰ってくる欧米人が出入りしており、1週間以上の長期滞在者もいたりと滞在中はほぼ満室でした。
【宿泊レポ】モンゴル・ウランバートル ブンブクル・ザハ(Бөмбөгөр зах)と恐竜博物館近くの「トラベル モンゴリア ゲストハウス(Travel Mongolia Guesthouse)」
Home Stay Hostel
Home Stay Hostelはウランバートル最大のチベット仏教寺院ガンダン寺にほど近いホステルでテレビはNHKが映る貴重な宿です。モンゴルでNHKの大相撲中継や朝ドラ、大河ドラマ見ながら過ごしたい人に良いかと思われます。徒歩3分ほどの場所にはショッピングモールのMAX MALLがあり食料品やビールの購入にも便利です。
【宿泊レポ】モンゴル・ウランバートル ガンダン寺近くでテレビはNHKが映るホステル「Home Stay Hostel」
ガヤズ ゲストハウス(Gaya’s Guest House)
最後はウランバートルではなく、ハラホリン(カラコルム)のゲストハウス「ガヤズ ゲストハウス(Gaya’s Guest House)」です。ハラホリン(カラコルム)はモンゴル帝国の首都があった場所で欧米人観光客たちに人気の観光地です。こちらのゲストハウスは郊外にあり草原が目の前で最大の特徴はゲルに泊まれます。目の前が草原なので遊牧民気分です。朝は放牧に出かける牛たちが通ったりもしています。
宿泊客は私のような個人客やツアー客で欧米人で賑わっています。朝食付きで、夕食は別途3ドルになります。コーヒーとお茶が飲み放題なのが嬉しいですね。
街から離れており不便そうに思えるのですが世界遺産のチベット仏教寺院エルデネ・ゾーがゲストハウスから見えており徒歩で行けますし、目の前の丘の頂上にも世界遺産の亀石(TURTLE STONE)、中腹にはペニスストーン(PENIS STONE)があったりと半径2km圏内に世界遺産が3つもあります。カラコルムの世界遺産といえばエルデネ・ゾーですが、そのエルデネ・ゾーの付属物として亀石(TURTLE STONE)やペニスストーン(PENIS STONE)も世界遺産のようです。
【宿泊レポ】モンゴル・ハラホリン 世界遺産エルデネ・ゾーまで1.5km、モンゴル帝国の首都カラコルムにあるゲストハウス「ガヤズ ゲストハウス(Gaya’s Guest House)」