マレー鉄道(KTM)のきっぷをオンライン予約購入する

マレー鉄道(KTM)

マレーシアを旅行する際にぜひとも利用したい交通手段といえばマレー鉄道(KTM)です。マレー鉄道(KTM)でタイやシンガポールの国境まで鉄道旅行しながらマレー半島縦断するのがマレーシア旅行の醍醐味とも言えるでしょう。今回はこのマレー鉄道(KTM)のきっぷをインターネットでオンライン予約購入してみます。おおよそのオンライン予約の流れを説明していますので参考にしてもらえればと思います。

マレー鉄道(KTM)オンライン予約の流れ

マレーシア鉄道公社WEBサイト

マレーシア鉄道公社WEBサイト

まずはマレーシア鉄道公社のWEBサイトにアクセスして画面右上の「Log In/Sign Up」をクリックします。

ログイン画面

ログイン画面

ログイン画面になりますので「Register New User」をクリックしてユーザー登録をします。

User Registration画面

User Registration画面

User Registration画面になりますので、EMailにメールアドレス、Usernameにユーザーネーム、Passwordにパスワードを入力して、Confirm Passwordにもう一度パスワードを入力して、間違いがなければ「Register」をクリックします。

ユーザー登録が完了

ユーザー登録が完了

ユーザー登録が完了すると画面右上に「SUCCESS! Registration success! Click Here to log in.」と表示されますので、「Click Here」をクリックします。

ログイン画面

ログイン画面

ログイン画面に戻りますので、UsernameとPasswordを入力してLoginボタンをクリックします。

トップページ

トップページ

ログインするとトップページに戻りますので、トップページからきっぷの予約をします。

きっぷの予約項目

きっぷの予約項目

きっぷの予約は項目を選択して「Search」ボタンをクリックします。項目はONE WAY(片道)、RETURN(往復)、Origin(出発地)、Destination(目的地)、Departure Date(乗車日)、人数になります。デフォルトではONE WAY(片道)きっぷが選択されているので往復きっぷの場合はRETURN(往復)を選択しておきます。

今回はマレーシア・タイ国境のパダン・ブサール駅(PADANG BESAR)からマレーシアの首都クアラルンプールのKLセントラル駅(SENTRAL KUALA LUMPUR)までのきっぷをオンライン予約購入します。Origin(出発地)とDestination(目的地)から駅を選択します。駅名は地域ごとのリストになっています。Departure Date(乗車日)を選択して、枚数を確認して間違いがなければ「Search」ボタンをクリックします。

きっぷ検索結果

きっぷ検索結果

検索結果には残席のある列車が表示されます。画面上に乗車区間と乗車日が表示されており、前後の日付のきっぷも検索できるようになっています。列車に関する情報は、列車番号、運賃、残席、移動時間、発車時間、到着時間が表示されています。

  • 乗車区間:PADANG BESAR – SENTRAL KUALA LUMPURと表示されていますのでPADANG BESAR)からKLセントラル(SENTRAL KUALA LUMPUR)までというのが分かります。
  • 乗車日:「25 Nov, Sat」と表示されており11月25日、土曜日という意味です。
  • 列車番号:ETS9501と表示されていますが、これが列車番号になります。すぐ下には(9501) – (ETS PLATINUM)と表示されており、「9501」は列車番号、「ETS」はKTM Electric Train Serviceの略称で簡単に言えば電車になります。マレー鉄道はディーゼル機関車による客車輸送がメインでしたが、電化工事に伴い2015年頃からETSによる電車輸送により増発、高速化が進んでいます。「PLATINUM」は列車の等級を表しており、KTMにはPLATINUM、GOLD、SILVERの3種類があり、PLATINUMが停車駅が少ない一番速い列車になります。この列車番号なのですが2つ下の列車番号を見るとETS PDG BESAR-KLSと運行区間の略称が表示されております。運行区間の略称の下に「9009」とあるので列車番号がETS9009というのが分かりますが慣れていないと混乱を招くので要注意です。
  • 運賃:MYR102.00(Adult)は102リンギット(大人運賃)という意味になります。
  • 残席:33SEAT(S)LEFTは残り33席の意味です。
  • 移動時間(DURATION):移動時間で5時間13分になります。
  • 発車時間(DEPARTURE):発車時間で25/11/2017 12:55となっています。日本とは日付表記が違うので混乱しそうですが慣れれば大丈夫です。
  • 到着時間(ARRIVAL):こちらは到着時間です。
検索結果

検索結果

今回はETS9501のきっぷを予約購入します。運賃の上にあるラジオボタンを選択すると項目の色が青から黄色に変わります。次にPROCEEDをクリックします。

乗客情報の入力画面

乗客情報の入力画面

ここで乗客情報の入力画面になります。名前、パスポート番号、生年月日、性別を入力したら「Select Seat(s)」をクリックします。

座席選択画面

座席選択画面

座席の選択画面になります。列車は6両編成でA~Fで表示されいますので1両づつクリックして残席を確認して選択します。日本は1号車から15号車という感じで数字なのですがマレーシアはアルファベットで表記されています。座席は青い座席が空席、灰色は売切れ、赤が選択中の席になります。

座席選択画面

座席選択画面

座席を選択したら列車番号、料金、出発地、目的地などが間違っていないか確認してPROCEEDをクリックします。

支払い方法の選択画面

支払い方法の選択画面

予約内容確認と支払い方法の選択画面になりますので、ここで予約するきっぷの最終確認です。きっぷの内容に間違いがなければ支払い方法はVisa、Masterを選択してPayをクリックします。Visa、Master以外はマレーシア国内に銀行口座がないと利用できないようです。このセッションでは10分の制限時間が設定されていましたのでセッション切れにならないように注意します。

取引規約

取引規約

細かい取引規約が表示され内容がわからなくてもI Agreeをクリックします。

カード情報入力

カード情報入力

Visa、Masterのクレジットカード、デビットカードのカード情報を入力します。決済システムはマレーシア最大の銀行Maybankになっています。カード情報を入力したらSubmitをクリックします。

E-TICKET

E-TICKET

決済が完了するとE-TICKETが表示されますので紙に印刷するか画像やPDFで保存します。このE-TICKETがそのままきっぷになりますので改札口や乗車時に印刷した紙を見せるなり、保存したスマートフォンの画面を見せます。これでマレー鉄道のきっぷがオンラインで予約できました。

Manage Bookingをクリック

Manage Bookingをクリック

もし、うっかりウインドウを閉じたらトップページに戻ってMy Account → Manage Bookingをクリックしてください。

Reprint Ticketをクリック

Reprint Ticketをクリック

予約したきっぷが表示されていますのでReprint TicketをクリックすればE-TICKETが表示されますので再印刷ができます。

マレー鉄道(KTM)のオンライン予約は意外と簡単でした。英単語の意味がわかれば何となく直感的に予約操作が進められるほどの簡単さです。マレー鉄道(KTM)のきっぷが購入できればマレーシア旅行の面白さも増してきます。

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