和歌山県にある高野山は弘法大師空海が開いた仏教聖地です。2004年に世界遺産にも登録され多くの外国人観光客が高野山を訪れて寺の宿坊に宿泊しています。今回のアジアバックパッカートラベルでは平安時代創建の千年古刹「赤松院」の宿坊に宿泊しましたので紹介したいと思います。
アクセスなど
大阪からは南海電鉄のなんば駅から特急こうや(急行や各駅停車は途中で乗り換えあり)に乗車して極楽橋駅でケーブルカーに乗り換え高野山駅下車。高野山駅から南海りんかんバスの奥の院前行きなどで苅萱堂前下車。徒歩5分ほど。
ロケーションなど
赤松院
住所:〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山571
GPS座標:N34° 12.796′ E135° 35.642′
設備
Booking.comで予約しており部屋は1泊14040円の和室 専用バスルーム付です。部屋は八畳間で1人だとかなり広いです。
テレビ・電気ケトルがあります。テレビは地上波のみです。高野山は標高800~900mの場所にあり夏でも比較的涼しいので部屋にエアコンはありません。代わりにガスヒーターがあります。高野山の冬はかなり厳しいので暖房器具は必須です。
トイレ・シャワーは特に問題ありません。トイレはウォシュレット付きです。
シャワーはバスタブ付きでシャンプーとボディソープ備え付けです。
脱衣所兼洗面所にはドライヤー備え付けです。
Wi-Fiは部屋でも使用可能で下り41Mbps、上り29Mbpsになります。ただし、繋がりにくいです。これは電波が弱いというのではなく何故か接続が確立されずタイムアウトして接続に失敗していました。1度うまく接続されると設定が保存それているので問題無くWi-Fiは使用できました。
部屋から庭に出られるようになっており日本庭園があります。
門限が22:00になっており夜は山門の仏像が照明に照らされ迫力を増しています。
朝7時から本堂で朝のお勤めがあり宿泊客は参加できます。今回の参加者は30人ほどおり、ほとんどが外国人宿泊客でした。朝のお勤めと聞くと朝4時、5時から行うイメージだったのですが宿坊のスタッフさんに聞いてみると、朝早いと誰も来ないので遅めにしているという話でした。
朝のお勤めが終わると大広間で朝食となります。精進料理ですので、当然ですが薄味で量は少なめです。
良い点
- 宿坊なので朝のお勤めが体験できる
宿坊に泊まれるのと朝のお勤めが体験できるというのは高野山での宿泊で一番の思い出となりますね。
悪い点
- Wi-Fiが繋がりにくい
電波が弱いというので無くネットワーク機器の相性問題なのか、なかなか接続が確立されませんでした。一度つながれば問題なく使用できています。
総合的には高野山での宿泊先候補に入れても良いでしょう。あくまで宿坊に宿泊ですのでホテルと同じ感覚で宿泊してはいけません。修行の一環として宿泊しているということで多少の不便は構わないという心構えが必要です。