東京赤坂のカンボジア大使館でビザ申請してきた

カンボジアビジネスビザ

カンボジアへ旅行や仕事で行くにはビザが必要ということでビザ申請へ。カンボジア大使館は東京赤坂にあり最寄り駅は地下鉄の青山一丁目駅や乃木坂駅になる。少し離れますがJR信濃町駅も徒歩圏内になります。ビザの申請受付は平日9時~12時なので午前中に行かないと。

なぜ日本でカンボジアビザを申請するのか?

カンボジアは空港や国境でアライバルビザが取得できるのですが、なぜ日本でビザ申請をするのかというと理由は簡単です。「ボッタクリから身を守る」です。「カンボジアビザ ぼったくり」とかで検索すると出てきますが、国境にはボッタクリのビザ取得代行の業者がいたり様々な罠が仕掛けられています。業者だけでなくカンボジアのお役人様も手強くマルチビザで申請しても、わざとシングルの観光ビザを発給してきたりして気付かなければ差額はお役人様の懐へという罠が仕掛けられています。わざわざカモになったりトラブルに巻き込まれるのは嫌ですので事前にカンボジア大使館でビザを申請して準備をしておきます。

事前にビザを取得しておくと、他にもメリットがあります。国境でビザ申請の列に並ぶ必要がありませんので時間の節約ができますし、速やかに国境を通過できてボッタクリの罠に引っかかる確率を下げられます。

申請用紙は事前に準備

参考としてカンボジアビザの申請書記入例

ビザ申請表記入例

カンボジア大使館のWEBサイトからビザ申請用紙のPDFをダウンロード。ビザ申請書の書き方は上記のビザ申請書記入例を参考にすれば大丈夫かと思われます。ビザ申請書の書き方はそれほど難しなく、職業はとりあえず自営業の「Self-employed」、勤務先は「SOHO」とかにします。宿泊予定地は予約していないホテルの名前でもOK。

PDFを編集して必要事項が埋まったら印刷します。写真は少し古くても大丈夫で、私は8年前の写真を貼っておきました。申請書の右下の署名欄だけ手書きにします。これで申請書が完成です。カンボジアのビザは発給基準が緩いので日本のパスポートならほぼ確実にビザをくれます。申請当日は申請書とパスポート、ビザ代を忘れずに!

青山一丁目駅から大使館へ

4番出口

最寄り駅の地下鉄の青山一丁目駅からカンボジア大使館へ行きます。まずは4番出口から外へ出ます。

赤坂郵便局

赤坂郵便局

4番出口は北と南の2箇所あり4番出口(南)が最寄りなのですが、わかりやすいのは4番出口(北)です。4番出口(北)を出ると目の前に目印になる赤坂郵便局がありますので横断歩道を渡り右(南)へ進み外苑東通りに合流します。2つ目の信号を左(東)へ曲がり住宅街への路地へ入り歩いていきます。

アジア会館

途中右手にアジア会館が見えてきて坂を下っていきます。

カンボジア大使館

カンボジア大使館

坂を下りきると左手にカンボジア大使館があります。カンボジア国旗があり門の所に大きく「カンボジア王国大使館」と出ていますので見逃すことはないと思います。

カンボジア大使館

カンボジア大使館

ここは大使館なのですが警備の警察官とかは一人もおりません。門も開けっ放しで誰でも自由に出入りできる状態です。外国公館の警備がこれでいいのかと思ってしまいますが、それだけカンボジアは平和でテロリストには狙われていないようです。この開けっ放しで誰でも出入り自由の門を通り中へ入ります。

左奥のドアの向こうにビザ申請窓口がある

中へ入ると正面玄関左側に「VISA」と看板が出ていますので、そちらへ行きます。ドアがありますので中へ入るとビザ申請の窓口があります。

ビザ申請

窓口の机にビザ申請用紙や糊とハサミが用意してありますが、事前にカンボジア大使館のWEBサイトからビザ申請用紙のPDFをダウンロードして印刷、記入をしておいたほうが楽です。

ビザの料金は窓口に掲示しておりますので確認しておきます。今回ビザ料金をメモしておいたので表にしておきます。2017年1月時点の料金になります。

ビザ料金表
シングル 1年 2年 3年
観光 3900 5000 6400 9700
ビジネス 4400 6100 9100 12100

ビザ申請用紙とパスポートを窓口に提出します。特に記入漏れがなければビザ料金を支払い、「領収書兼引き換え証」を受け取り申請手続きは完了です。混雑していなければ3分足らずです。

今回、私は3年マルチのビジネスビザを申請してみました。これは料金表にある一番高いビザです。ビジネスビザといっても申請方法は観光ビザと全く同じで追加の書類とかも必要無しで料金が違うだけです。

ただし、ビザは観光、ビジネスの区別なく「最大30日までしか滞在できない」条件付きですが1回入国のシングル観光ビザが3900円なので3年間で4回カンボジアに行けば3年マルチのビジネスビザの元が取れます。9700円の3年マルチ観光ビザなら3回カンボジアへ行けば元が取れますね。

領収書兼引き換え証

3年マルチのビジネスビザは12100円になるのですが、念のため窓口のお姉さんに米ドルとカンボジア・リエルが使えるか聞いてみましたが支払いで使えるのは日本円だけでした。ビザは翌日の13時から受け取り可能という説明を受けて「領収書兼引き換え証」をもらってビザの申請手続きは完了です。明日の午後にビザの受け取りにもう一度行きます。

2020年3月に業務ビザ(E)1年マルチを申請

2020年3月に業務ビザ(E)1年マルチを申請してきました。申請方法は前回と変わらず窓口の机にビザ申請用紙や糊とハサミが用意してありますが、事前にカンボジア大使館のWEBサイトからビザ申請用紙のPDFをダウンロードして印刷、記入をしておいたほうが楽です。

ビザ料金は観光ビザが改定されていましたが、業務ビザの料金は据え置きでした。

カンボジアビザ料金表

カンボジアビザ料金表

カンボジアビザ料金表(2020年3月現在)
シングル 1年 2年 3年
観光ビザ(T) 3800 5000 7300 9700
業務ビザ(E) 4400 6100 9100 12100
領収書兼引き換え証

領収書兼引き換え証

ビザ申請用紙とパスポートを窓口に提出、大使館職員のお姉さんが確認してくれます。ビザ料金を支払い「領収書兼引き換え証」を受け取りビザ申請手続きは完了です。今回はビザ申請手続きが1分で完了して、大使館職員のお姉さんは「料金は6100円です。」「明日の午後取りに来てください。」の2言だけでした。

中国の武漢肺炎が世界中で流行している時期だったので、大使館のお姉さんもマスクをして業務、私もマスクをしたままで本人確認で「マスクを外してください」とか一切言われませんでした。

ビザの受け取り

カンボジア3年マルチビジネスビザ

ビザは翌日に出来上がっていますので3週間以内に受け取りに行きます。ビザの受領時間は平日13時30分~15時30分になります。私は3年マルチのビジネスビザを無事翌日に受け取りました。ビザを見るとわかりますがビザ代はドル建てで表記されています。3年マルチのビジネスだと100ドルということになります。

それと「E3」という記号がありますが、これは「E」がビジネスの意味で、「3」は3年の意味になります。「T」になっていると観光の意味になります。「T3」が観光3年、「T1」が観光1年という意味になります。

カンボジア大使館
申請時間: 平日09:00 – 12:00
受領時間: 平日13:30 – 15:30 (申請日の翌日以降 ※当日は不可)
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂8丁目-6-9
TEL:03-5412-8521   Fax: 03-5412-8526

アクセス: 地下鉄「青山一丁目駅」(銀座線・半蔵門線・大江戸線)4番(南)出口(南青山方面)または千代田線「乃木坂駅」3番出口より 徒歩5~6分

カンボジアビジネスビザ