マレーシア・クアラルンプール国際空港から格安航空会社(LCC)のエアアジアでアンコールワットのあるカンボジア・シェムリアップへ移動しましたので紹介したいと思います。
クアラルンプール国際空港
ネパールの首都カトマンズからマレーシアの首都クアラルンプールに戻ってきたところです。これから明日出発のエアアジアの早朝便でアンコールワットのあるカンボジア・シェムリアップへ向かいます。
クアラルンプール市内からクアラルンプール国際空港へはKLセントラル駅から鉄道のKLIAエクスプレスや空港バスが運行されています。バスはほぼ24時間運行ですので深夜早朝便を利用するのに便利です。
、金正男暗殺事件の現場になったチェックイン機でチェックインします。ちょうどこの右端のチェックイン機の前で金正男がVXで襲撃されたのです。
シェムリアップ行きエアアジアのAK542便は06:45出発ですので約8時間後の出発になります。受託手荷物は出発3時間前からの受付でしょうから5時間ほど時間をつぶすことになります。
クアラルンプール国際空港は24時間空港ですのでチェックインカウンターの周囲には同じような深夜早朝便の乗客が座り込んでチェックインカウンターが開くのを待っています。深夜は昼間とは違い空いていて空港が広々としています。しかし、これは利用客が少ないという意味ではありません。日付が変わる時刻でも出発ロビーには百人単位で利用客はいます。それだけクアラルンプール国際空港(KLIA2)の収容能力が高いということです。同じLCC用の成田空港第3ターミナルは驚くほど小さいです。
- 航空機情報
エアアジア
AK542 クアラルンプール(KUL)06:45→シェムリアップ(REP)07:50
飛行時間:2時間5分料金内訳 項目 金額 運賃 2525円 klia2利用料 85円 乗客サービス手数料 994円 GST 60円 受託手荷物 20kg 1447円 カード手数料 227円 合計 5368円
になると空港内は人が多くなってきました。早朝便の利用客が集まってきているようです。シェムリアップ行きのAK542便は03:45からチェックイン開始なのですが、チェックインカウンターへ行くとチェックインが始まっていましたので並んで荷物を預けます。
荷物を預けましたので次は出国手続きですがその前にファミリーマートに寄ってパンを購入します。マレーシアのファミリーマートは日本より価格が高いので利用しづらいのですが空腹には勝てません。
イミグレーションでの出国手続きは空いており待ち時間はありませんでした。スキャナーで両手人差し指を読み取り、パスポートに出国スタンプが押されます。イミグレーションの次は1回目のセキュリティチェックがあります。ここでは手荷物のみの検査で財布や携帯電話を持ったままでもOKです。セキュリティチェックが終わると免税店やマクドナルドなどがあるエリアになりますが出発ゲートへ向かいます。
エアアジアでマレーシア・クアラルンプールからカンボジア・シェムリアップへ
2回目のセキュリティチェックは04:00から開始でしたので閉まっており開くのを待っている利用客が座り込んでいました。10分ほど待つとセキュリティチェックが始まります。2回目のセキュリティチェックは財布や携帯電話も外して行います。セキュリティチェックが終わると搭乗ゲートへ向かい出発時間まで待ちます。
、搭乗開始になります。搭乗券とパスポートの確認が行われます。まだ外は夜が明けておらず真っ暗です。今回の機材はエアバスA320-200になります。
シートは3列+3列になります。
、15分遅れでクアラルンプール国際空港を出発します。この時間になると夜も明けて明るくなります。今回は早朝便ですので利用客が少なく見た感じですと6~7割の座席が埋まっているようで空席が目立ちます。座席の管理をきっちりとやっていない様子で離陸前から乗客の一部が空いているシートへ移動しています。
離陸後、機内食の配布と販売が行われますが、ここでホットシートに座っていた乗客1名が実はスタンダードシートの乗客であったことが発覚し乗務員さんに元の座席へ案内されていました。
マレーシア時間からカンボジア時間へ時差を調整
マレーシア(GMT+08:00)とカンボジア(GMT+07:00)の時差は1時間になります。日本(GMT+09:00)が12:00の時、マレーシア11:00、カンボジア10:00といった具合になります。
カンボジア・シェムリアップに到着
、カンボジア・シェムリアップ国際空港(REP)に到着。タラップから飛行機を降りる際にカンボジアの出入国カードをもらいます。
シェムリアップ国際空港は発着する便数は少なくターミナルビルは小さいのですが世界遺産アンコールワットへの玄関口という事もあり小さくても建物はかなり立派です。ターミナルはカンボジアらしい建物で外国人観光客の第一印象もよさそうです。
ターミナルへ入るとすぐにイミグレーションです。入国カードに記入しますが備え付けのボールペンはどれもインク切れです。こういった細かい部分でケチが付いてしまうのは残念です。ボールペンは持参しておくのが良さそうです。
入国手続きはほぼ待ち時間無しで、写真撮影のみでパスポートに入国スタンプが押されました。今回はスキャナーは稼働しておらず指紋採取はありませんでした。
イミグレーションの後ろにターンテーブルがあり既に荷物が出てきております。すぐに荷物が回収できシェムリアップ国際空港は到着から入国、受託手荷物受け取りまでスムーズに進みます。税関検査は職員がおらずノーチェックでした。
空港タクシーはかなり割高
外へ出るとタクシーチケット売場、SIMカード売場があります。空港からシェムリアップ市内まで9kmぐらいありますのでタクシーやトゥクトゥクでないと移動は大変です。
シェムリアップ市内までタクシーですと10ドルでかなり高いです。10ドルあればバスでシェムリアップからプノンペンまで行けてしまいます。
夜間は+5ドルの割増運賃になります。
今回は初めてシェムリアップ国際空港(REP)を利用ですので試しにタクシーを利用します。タクシー料金はシェムリアップ市内まで10ドルになります。
ドライバーさんに市内のオールドマーケットまで行くように頼みます。市内へ行く道のりでタクシーをチャーターしてアンコールワットやベンメリアなどの観光を薦めてきます。このドライバーさんはかなりボッタクる気満々のようです。
シェムリアップ市内に入るとオールドマーケットまで行くように頼んでいるのにかなり手前のラッキーモールの前で降ろそうとします。カンボジア初めての人ですと騙されそうです。空港タクシーは料金高い割に観光斡旋したり、目的地まで行こうとしなかったりでかなり気分を害します。
何とかマレーシア・クアラルンプールからカンボジア・シェムリアップまで来ることができました。航空券は受託手荷物 20kg付きの総額で5368円でしたがこれは安いかと思います。陸路でクアラルンプールからタイ・バンコク経由でシェムリアップへ移動すると時間も掛かるし高く掛かる可能性が高いです。歩いて国境を超えることが目的でなければエアアジアでマレーシアから一気にカンボジアというのも選択肢のひとつです。
クアラルンプール(KUL)→シェムリアップ(REP)のGPSデータ
こちらはマレーシア・クアラルンプールからカンボジア・シェムリアップまでエアアジアで移動した際に収集したGPSのログです。Google マップに取り込んで表示させていますので、実際にどこから出発してどこに到着したかが分かります。下記リンクからはGPXファイルとKMLファイルがダウンロードできますので、Google EarthやGPS機器に取り込んで使うということもできます。