金沢旅行記①兼六園から長町武家屋敷跡

金沢城公園

真夏の金沢観光1日目は定番の兼六園、金沢城公園から始まり昔の町並みが残る長町武家屋敷跡へと足を伸ばします。

兼六園

北鉄バス1日フリー乗車券

北鉄バス1日フリー乗車券

金沢観光1日目は金沢駅から始まります。駅前の「北鉄駅前センター」で北鉄バス1日フリー乗車券500円を購入します。フリー乗車券があれば城下まち金沢周遊バスや兼六園シャトル、指定されたエリア内の路線バスが1日乗り放題です。これで金沢駅から金沢城公園、兼六園への交通手段は確保できました。

兼六園+1利用券

兼六園+1利用券

金沢といえば金沢城と兼六園、まず金沢観光は兼六園からスタートです。兼六園の入場料は310円なのですが、この後に金沢城公園の菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門(310円)も見学しますのでお得な「兼六園+1利用券」(500円)を購入しておきます。

兼六園

兼六園

兼六園は水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられる江戸時代の代表的な林泉廻遊式庭園です。

兼六園

兼六園

兼六園は1676年(延宝4年)加賀藩第4代藩主の前田綱紀の別荘「蓮池御殿」が建てられたのが始まりになり、1822年(文政5年)11代藩主前田斉広の隠居所として竹沢御殿が建設され、この時に松平定信により兼六園と命名され1860年(万延元年)に現在の形に近い庭園になりました。

成巽閣

成巽閣

成巽閣。兼六園に隣接しており1863年(文久3年)に加賀藩第13代藩主の前田斉泰が嫡母・真龍院(鷹司隆子)の隠居所として建てられた御殿になります。成巽閣は兼六園とは別料金になります。

金沢城公園

前田利家像

前田利家像

兼六園の次は金沢城公園です。城の東端付近の兼六園下交差点近くには前田利家像があります。

金沢城公園

金沢城公園

金沢城は加賀藩前田家の居城で、古くは加賀一向一揆の拠点である尾山御坊があり、織田信長に攻め落とされた後は佐久間盛政が尾山御坊の跡地に金沢城を築城、後に前田利家が金沢城に入城します。

金沢城公園

金沢城公園

金沢城公園は公園自体は入園無料ですが、菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門は入場料310円です。櫓などの建物を外から見るだけなら無料、櫓の中に入って見学するのは有料という事になります。

金沢城公園

金沢城公園

金沢城公園はとにかく広いです。加賀百万石の城であっただけはあります。

石浦神社

石浦神社

石浦神社

兼六園と道路を挟んだ隣に位置している神社。奈良時代創建とされる金沢最古の神社。江戸時代には前田家により社殿を再建されています。

長町武家屋敷跡

長町武家屋敷跡

長町武家屋敷跡

金沢城公園西の香林坊から西へ路地を入っていくと古い街並みが残る長町武家屋敷跡が見えてきます。江戸時代には加賀藩の上流・中級藩士たちの屋敷が並んでおり、当時の雰囲気が残る通りになります。周辺にも武家屋敷跡が残っており多くの観光客が訪れる金沢の観光地になります。

武家屋敷跡 野村家

武家屋敷跡 野村家

武家屋敷跡 野村家

武家屋敷跡 野村家の入場料は550円になります。前田利家が1583年(天正11年)金沢城に入城した際に直臣として従った野村伝兵衛信貞は禄高千二百石、千坪の屋敷を拝領して、野村家は前田家重臣として代々続きます。現在の建物は加賀藩の支藩・大聖寺藩の豪商 久保久兵衛が藩主を招くために建てた御殿の一部を移築したものになります。

武家屋敷跡 野村家

武家屋敷跡 野村家

屋敷内の日本庭園は立派なので一見の価値ありです。

旧加賀藩士高田家跡

旧加賀藩士高田家跡

旧加賀藩士高田家跡

旧加賀藩士高田家跡は長屋門を修復して公開しています。

足軽資料館

足軽資料館

足軽資料館

加賀藩の下級武士である足軽の屋敷(清水家と高西家)2棟が移築再現され足軽の生活に関する資料が展示されています。入場料は無料で当時の足軽の生活がわかる展示内容になっています。

尾山神社

尾山神社

尾山神社

前田利家とお松を御祭神として祀る神社です。1873年(明治6年)に歴代藩主の別邸であった金谷御殿跡に建立されました。

重要文化財 神門

重要文化財 神門

尾山神社の特徴は入口の重要文化財にも指定されている神門になります。和・漢・洋折衷の設計になっており尾山神社の見どころでもあります。

金沢城公園