シェムリアップのABA銀行で口座開設
色々と前置きが長くなりましたが、ここからが本題のカンボジアでの銀行口座開設です。今回はシェムリアップのABA銀行で銀行口座を開設しました。ABA銀行は正式名称をADVANCED BANK OF ASIAと呼びます。銀行名が長いので略称をABA BANKとしています。
ABA銀行はカンボジアの銀行では預金量第5位の規模になります。カンボジア最大手のアクレダ銀行(ACLEDA BANK)と比較すると象と猫ぐらいの差でしょうか?あまり大きくないのですが小さくても特徴があります。それはATMが多いのとインターネットバンキングが使えるのです。シェムリアップやプノンペンで外を歩いているとATMをよく見かけます。
カンボジア国立銀行の統計表によれば2016年現在でカンボジア全銀行のATM台数は1260台になり、ABA銀行は2位の167台になり、トップのアクレダ銀行の300台に続きます。アクレダ銀行に2倍近い差をつけられていますが、どうもABA銀行はプノンペンやシェムリアップといった外国人の多い都市にATMを重点的においているように感じられます。外国人が多く利用しそうなホテルやレストランなどの周辺でよく見かけますので日本のセブン銀行のようにATM手数料を収益源にしているのでしょうか?
2017年現在、カンボジアでは、ようやくインターネットバンキング対応という銀行が増え始めて、ABA銀行はインターネットバンキング対応です。
、昼過ぎにABA銀行のシェムリアップ支店にやってきました。ちょうど建物の外壁工事をしていましたが営業はしておりそのまま店内へ入ります。
入口に順番待ちの発券機があり画面を確認すると「Open Account」の項目があったのでとりあえずタッチパネルをタッチして発券します。
椅子に座って番号を呼ばれるのを待ちますが、番号は液晶モニタに表示されておりどの窓口へ行けばよいかは一目瞭然です。店内は外国人も多く両替や口座開設をしています。10分ほど待つと順番が来て、窓口のお姉さんに英語で口座開設したいことを伝えます。私の英語力は幼稚園児以下で知っている英単語並べるだけなのですが、何とか通じたようです。
そして、お姉さんが英語で質問してくるのですが英語が全くわからない私には「馬の耳に念仏」状態です。でも、パスポート持ってきているかはすぐにわかります。「ATM Card」と言っているのでキャッシュカードの事ですね。預金口座を開設するだけでなく、それに付いてくるサービスも何が必要かということですね。そこで、必要なものを知っている英単語を並べて伝えます。
普通預金口座
定期預金口座
VISAやMasterの使えるキャッシュカード
インターネットバンキング
この4つを伝えると可能なようです。キャッシュカードはVISAとMasterのデビットカードで2種類から選べます。VISAは8ドル、Masterは5ドルの年間費用がかかります。キャッシュカードの発行は7~10日かかるということです。
預金はカンボジア居住者が最低10ドル、非居住者が最低50ドルの預金が必要になります。口座開設に100ドル持っていけば大丈夫でしょう。
お姉さんにパスポートを渡して中身を確認しますがビザ欄の所で上司の女性に色々と確認しています。私のカンボジアビザは3年のビジネスビザなのでシングルの観光ビザよりは有利だと勝手に思い込んでいるのですが5分ほどそのまま待機状態になり、お姉さんがパスポートのコピーを持って帰ってきて口座開設の手続き再開です。
どうやら、大丈夫なようです。お姉さんがPCを操作している間にパスポートのコピーに署名、カンボジアの住所、電話番号、メールアドレスを記入します。カンボジアの住所は宿泊しているホテルやゲストハウスでOKです。電話番号はカンボジアの電話番号でないとダメということで、先程Smartのショップで購入したばかりのSIMカードの出番です。カンボジアの携帯の電話番号を記入します。
電話番号とメールアドレスはネットバンキングのワンタイムパスワードを受け取るのに使用しますので間違えないようにわかりやすくに記入します。
続いて職業を聞かれ、PCのWEBカメラで写真撮影をします。数枚の書類にサインをして通帳(PASSBOOK)が発行されます。
この時点で預金をするのですが、今回は1000ドル持ってきましたので、普通預金と定期預金1年に500ドルづつ預金したいことを伝えると、1年の米ドル定期預金の利率が年利5.25%で満期時に利息から14%が税で控除されるという説明を受けます。そして、定期預金の書類3枚にサインをして定期預金の預金証書が発行されます。
通帳には取引が記帳されており、VISAデビットの年間費用8ドルが引かれています。
通帳と定期預金の預金証書を受けって銀行口座開設は一通り完了です。7~10日でキャッシュカードが発行されるので、それまでアンコール・ワットなどを観光しながら過ごします。
VISAデビット付きキャッシュカード受け取り
、ABA銀行で口座開設をして10日目になりました。VISAデビット付きキャッシュカードができた頃ですので午前中にABA銀行シェムリアップ支店へ出向きます。月曜日で休み明けですので混雑していると思ったら空いている様子です。
入口の番号札発券機でキャッシュカードの受け取りの項目を探していると案内のお姉さんが英語で要件を聞いてきます。私は英語がわかりませんので大脳フル回転で「Can I receive ATM Card?」と聞いたら意味が通じて番号札をもらい待ちます。
10分足らずで順番が回ってきて、先週、口座開設した窓口で預金通帳、パスポートを出して「Can I receive ATM Card?」と窓口のお姉さんに聞いたらカードを探してくれますが5分ぐらい経ってもカードが見つかりません。お姉さんが何処かへ電話で確認してくれますが、返ってきた答えがVISAデビット付きキャッシュカードの受け取りは明日ということでした。
キャッシュカード発行は口座開設から10日目ではなく、口座開設翌日から10営業日でした。旅行のついでに銀行口座開設をしている場合は、この辺は余裕を持っておかないと日程が狂って大変なことになりますので注意しておきたい部分ですね。
ABA銀行シェムリアップ支店にやってきました。昨日はまだVISAデビット付きキャッシュカードができておらず出直しになりましたが、今日は違います。番号札をもらって5分ほどで順番が回ってきました。窓口のお姉さんに通帳を渡すとそのままキャッシュカードのVISAデビットを探してくれます。要件も何も聞かれず手続きが進んでおり完全に顔を覚えられています。
キャッシュカードとネットバンキングのibankingのIDとパスワードの封筒を受け取り、書類にサインして手続完了です。
キャッシュカードとネットバンキングは30分後から使用可能ということで、ホステルへ戻りネットバンキングを試すとログインできました。
ATMではキャッシュカードを試しますが、預金の引き出しは問題なくできますし、暗証番号の変更もできます。ただし、ATMには欠点があり預入ができないのです。ABA銀行のATMは引き出し機能があっても預入ができないのです。これはABA銀行だけではなくカンボジアのATMが預入非対応のようです。ドルとリエルの2通貨に対応している優れものでも預け入れ非対応というのは残念です。数年後には預入対応ATMが登場しても不思議はないと思いますが、それまでは面倒ですが銀行の窓口に出向いて預金しなければなりませんね。
まずはこれでVISAデビット付きキャッシュカードとネットバンキングが使えるようになりました。
インターネットバンキングで定期預金ができない?
ABA BANKのインターネットバンキングが使えるようになったのですが定期預金が作成できません。定期預金の残高は確認できるのですが作成する項目がないのです。ABA BANKのWEBサイトを調べてみると下記の文章を見つけます。
** USD 25 Fee for Access Card and Dynamic authentication device.
どうやらインターネットバンキングで定期預金を作成するには、 Access Card と Dynamic authentication deviceが必要なようです。おそらくワンタイムパスワードを生成するトークンでしょうか?25ドル払わないともらえないようです。
SIMカードのチャージができる
ABA BANKのインターネットバンキングではカンボジアの携帯電話各社のSIMカードへのチャージができるようになっています。ネットバンキングでチャージできますので日本へ一時帰国中に残高が少なくなってもABA BANKのインターネットバンキングが使えれば日本にいながらでもチャージができるのです。
















