2017年12月9日
世界遺産ルンビニ観光1日目
世界遺産ルンビニ観光1日目です。ブッダ生誕地と周辺にある各国の寺院を廻ります。ルンビニはブッダ生誕地ですが住民のほとんどはヒンズー教徒なので朝から牛が町の中を自由に歩いています。
、DHARMA SWAMI MAHARAJA BUDDHA VIHARAにやってきました。こちらはネパールの寺院のようですが建物の様式からチベット仏教の寺院になります。内部にはダライ・ラマ14世の写真が掲げられておりました。
世界遺産ブッダ生誕地(The Birthplace of Load Buddha)
、世界文化遺産のブッダ生誕地(The Birthplace of Load Buddha)にやってきました。ここは世界遺産であり、仏教八大聖地のひとつでもあります。
入口から少し離れたところに入場券売場があり、入場料200ルピー(221円)、撮影料1ドル(105ルピー)になります。ブッダ生誕地は土足禁止なので近くにある靴置き場で靴を脱いで入場です。入場の際には手荷物検査があります。
中に入ると兵隊さんが異常に多いです。しかも、靴を履いているので警備で来ているのでしょうか?でも、記念撮影や自撮りしているので仕事中とは思いにくいのですが、ほうきを持った兵隊さんもいますので掃除で来てはいるようですが・・・。ルンビニの掃除はネパールの軍隊を投入するほどのことなのでしょうか?
ブッダ生誕地はこちらの建物の内部になりますが撮影料金払っていても撮影禁止でした。内部にはMayadevi Templeの遺跡がありブッダが生まれたとされる場所に目印の石が置かれています。
こちらの巨木には経文の記されたチベット仏教の祈祷旗(タルチョ)などの旗が巻かれており多くの僧侶が周囲で瞑想しています。
観光客は記念撮影をしているのですが撮影料払っていないですね。抜き打ちの撮影パーミットの確認がないのでこれなら撮影料払わなくても良かったですね。
この巨木にはリスが住んでおり人の間近にまで近づいてきます。殺生が禁じられている場所で誰もリスに手出ししませんのでリスも人を恐れないようです。
こちらは古代の寺や仏塔の遺跡です。土台の部分しか残っていないので説明を読まないと何の遺跡かはわからない状態です。
ルンビニの世界各国の寺院
世界遺産ルンビニは仏陀生誕地のMayadevi Templeを中心にルンビニマスタープランによって周辺を聖地公園として整備が進められておりルンビニの聖域内には世界各国の寺院が建立されています。聖域内にはポカラのWorld Peace Pagodaを建立した日本山妙法寺の日本寺もあるのですが、着工から20年以上経つのですが未だに未完成でルンビニの廃墟と化しています。
ネパール寺
カルマ サムテンリン僧院(Karma Samtenling Monastery)にやってきました。ネパールのチベット仏教寺院になります。
続いてはマナン セワ サマジ僧院(Manang Sewa Samaj Monastery)です。こちらもネパールのチベット仏教寺院で大きな仏塔(チョルテン)だけがあります。
仏塔(チョルテン)の中に仏様が鎮座しており、どうやら仏塔(チョルテン)が本堂にもなっているようです。
こちらはLUMBINI SWOYAMBHU MAHA CHATYA VIHARAでネパールのチベット仏教寺院ですが内部の仏像には電飾がありますのでミャンマー寺院にも近いでしょうか?
同じ敷地内にはチベット仏教寺院のDRUBGYUD CHOELING MONASTERYがあります。
韓国寺
大聖釈迦寺(DAE SUNG SHAKYA TEMPLE)にやってきました。ここは韓国寺(KOREAN TEMPLE)です。大きな本堂がありますが工事をしており完成していないようです。韓国寺には宿坊があり宿泊も可能です。宿泊料金は500ルピーらしいですが直接確認したわけでないので不明です。確認できたのはレンタサイクルが1日200ルピーということ。
中華寺
韓国寺の向かいにあるのが中華寺(CHINESE BUDDHIST MONASTERY)です。入口には三蔵法師の像があります。中国で仏教を語るには玄奘三蔵は重要な部分を占めるようです。
中国様式の寺院でかなり立派です。
中華寺は資金が豊富なのか建物や仏像にも力が入っている様子です。
参拝客も多くかなり賑わっています。
本尊は見栄え良く派手な造りです。中華寺にも宿坊があるのですが朝04:00起床、門限20:30になっており、宿泊料金は不明です。
オーストリア寺
ゲデン国際僧院(GEDEN INTERNATIONAL MONASTERY)にやってきました。ここはヨーロッパのオーストリア寺になります。建物がヨーロッパ風建築ですがチベット仏教の寺院になり欧米人の僧侶がおります。
銀色の仏塔(チョルテン)がありシルバーパゴダでしょうか。
ベトナム寺
オーストリア寺の隣がファト クオック トゥ寺(VIETNAM PHAT QUOC TU)になりベトナム寺です。ベトナム寺は門が閉まっており非公開になっていました。
フランス寺
フランス寺のシェチェン ストゥーパ フランス仏教協会(Shechen Stupa French Buddhist Association)にやってきました。ここには本堂は無く仏塔(チョルテン)があるだけです。
寺というよりヨーロッパ庭園といった感じです。
ドイツ寺
ドイツ寺にやってきました。チベット仏教の寺院になり欧米の寺院の中では一番立派な雰囲気です。
本堂には仏様の描かれた壁画が多数あります。
外はブッダ像があり仏教の世界を表した庭園になっています。
WORLD CENTER FOR PEACE AND UNITY (NEPAL)にやって来ました。ここはお寺というより何かのホールのようですが広い建物の中に仏様が安置されております。
カナダ寺
カナダ寺のトラング ヴァジラ ヴィディヤ仏教協会 カナダ(Thrangu Vajra Vidhya Buddhist Association Canada)にやってきました。ちょうど本堂で僧侶たちがお勤めの真っ最中で読経の様子を見学させてもらいます。本堂にはダライ・ラマ14世の写真が掲げられています。ルンビニにあるお寺はほとんどがチベット仏教の寺院になります。欧米の国のお寺はチベット仏教でしたので欧米人にとって仏教といったらチベット仏教の事を指すのでしょう。
今日の寺院巡りはカナダ寺までにして、スリランカ寺やカンボジア寺などは明日訪れたいと思います。
カトマンズ行きバスチケット購入
夕方にルンビニのツーリストバスパークで明後日のカトマンズ行きのバスチケットを購入します。
日本の宝くじ売場のような窓口で聞いてみると、バスは三種類あり出発のツーリストバスは800ルピーと1300ルピー、発、エアコン無しのノーマルバス550ルピーがあるということですので一番安いの550ルピー(607円)のチケットを購入します。
カトマンズ行きのチケットを購入して一区切り付いたので周辺を散歩してみると、ルンビニのツーリストバスパークから南に1分ほど歩いた所に何故か白い鳥居が2本あります。ルンビニは仏教八大聖地なのに神道の鳥居があるのに違和感があります。しかし、神社は無くバスの駐車場になっています。一体何故ここに鳥居があるのでしょうか?
ネパールカレーとネパール・ターリー
夕食はレストランでネパールカレー195ルピー(215円)をいただきます。ここのはあまり辛くなく少々物足りない感じでした。
2軒目ではネパール・ターリー180ルピー(198円)をいただきます。ネパールの定食料理とも言えるターリーはおかずの種類が多いので色々な味が楽しめます。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 375ルピー | – |
交通費 | 550ルピー | ルンビニ→カトマンズ |
Mayadevi Temple | 200ルピー | – |
Mayadevi Temple撮影料 | 105ルピー | – |
合計 | 1230ルピー | – |
世界遺産ルンビニの地図
こちらは世界遺産ルンビニの地図です。下記リンクからはGPXファイルとKMLファイルがダウンロードできますので、Google EarthやGPS機器に取り込んで使うということもできます。