新築アパートのホステルCourageous Rider Hostel
10:30、トラベルモンゴリアゲストハウス(TRAVEL MONGOLIA GEUSTHOUSE)をチェックアウトして、次の宿へ移動します。次の宿はガンダン寺近くにあるCourageous Rider Hostelです。場所は大体分かっているのですが看板が出ていないです。それらしい建物まで来たのですが門にロックが掛かっております。仕方ないので電話しますが私は英語が話せません。でも、オーナーが建物の前まで来たことを察してくれて待つように言ってくれます。3分ほど待つと前のアパートの窓が開いて日本語で「ちょっと待って!」と言われスタッフのお兄さんが迎えに来てくれました。
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スタッフのお兄さんは少し日本語が話せるようで後はもう楽です。設備は全部日本語で説明してくれて大助かりです。ホステルアパートの3階にあり、まだ新しいようできれいです。部屋は8人ドミトリーで1泊11800トゥグルグ(5ドル/564円)です。最初は7ドルといわれたのですが予約確認書を見せたらオーナーに確認を取ってくれて5ドルになりました。どうやら標準は7ドルのようです。支払いはドル、トゥグルグのどちらでもOKでした。
ドミトリーはリビングにベッドを設置しているようで部屋のドアとかはありませんが、かなり広めに感じます。ベッドには読書灯やコンセントはありませんが、この辺は今後に期待です。トイレ兼シャワーは1カ所のみでトイレが少な目でこれはアパートなので仕方ないでしょうか。でも、新築のアパートなので設備はどれも新しいです。
モンゴルのスープ料理ショル(ШӨЛ)
昼食は近くのレストランでスープ料理のショル(ШӨЛ)を食べます。今回注文したのはНОГОО ХАВИРГАТАЙ ШӨЛ 3000トゥグルグ(150円)、羊肉にタマネギ、ニンジン、ジャガイモが入ったスープ煮込み料理になり味付けは薄味になります。羊肉が多めに入っておりモンゴル料理らしさが感じられます。
モンゴルのICカードU moneyを購入
昼食後はモンゴルのSuica、PASMO、ICOCAとも呼べるICカードのU moneyを購入します。2015年からウランバートルの路線バス、トロリーバスはU moneyが導入されほぼ100%の乗客がICカード(U money)を利用しており路線バスには運賃箱がありません。路線バスやトロリーバスはお釣りが出ませんので100トゥグルグや500トゥグルグといった小銭を用意する手間がありますのでICカード(U money)があった方が断然便利です。
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そこでICカード(U money)を購入ですが、購入場所はウランバートル市内のバス停近くの売店です。
バス停の近くにU moneyの看板が出ている売店がありますので、ここで聞いてみます。在庫が無い所もありますのでこの辺は根気よく店を巡ります。私の場合は2件目で在庫がありました。ICカード(U money)の値段は3800トゥグルグ(190円)になります。もちろんチャージもU moneyの看板が出ている売店で出来ますので今回は6000トゥグルグをチャージしておきます。
ジューコフ博物館(The Marshall Jukov House Museum / Жуковын Музей)
T2のトロリーバスに乗車してバス停「Жуковын Буудал」で下車します。すぐ近くの広場にはソビエト連邦の軍人ゲオルギー・ジューコフの像があります。
ゲオルギー・ジューコフは1939年に起きた満州国とモンゴルとの国境紛争であるノモンハン事件(ハルハ河戦争)でソ連軍の指揮官を務め日本の関東軍に甚大な被害を与えた将軍です。ゲオルギー・ジューコフはモンゴルではハルハ河戦争でモンゴル軍とともに戦った英雄として知られています。その後の第二次世界大戦でゲオルギー・ジューコフはドイツ軍とのスターリングラード攻防戦で勝利を収め元帥に昇進、ベルリン陥落後はドイツ占領軍の司令官、戦後はソ連の国防相も務めています。
ジューコフ像のある広場の隣にジューコフ博物館(The Marshall Jukov House Museum / Жуковын Музей)があります。入場料3000トゥグルグ、写真撮影10000トゥグルグになりますが入場券はありませんでした。
館内はゲオルギー・ジューコフのノモンハン事件(ハルハ河戦争)での活躍から第二次世界大戦の独ソ戦での活躍を説明しているのですが、説明がモンゴル語とロシア語のみで英語すらありません。キリル文字での説明ですので何が書いてあるかは全くわからずです。展示の写真などでゲオルギー・ジューコフの活躍を説明しているというのはわかるのですが、せめて英語の説明だけでも欲しいですね。
こちらはゲオルギー・ジューコフの書斎を再現しているようです。
このあたりは独ソ戦の説明になります。
当時の武器類も展示されております。ジューコフ博物館の見学者は誰もおらず私一人の貸切状態でした。博物館自体それほど大きくないので30分もあれば十分見学できます。
モンゴル軍事博物館
続いては500mほど北にあるモンゴル軍事博物館(Mongolian Military Museum / Монгол Цэргийн Музей)にやって来ました。
入場料は3000トゥグルグ(150円)、今回は写真撮影するほどではないと思い入場券だけの購入です。展示内容はモンゴル帝国の武具と社会主義国時代のモンゴル軍に展示コーナーが別れています。見学者は私一人の貸切状態で入場券売り場のお姉さんは暇そうでした。モンゴル軍事博物館(Mongolian Military Museum / Монгол Цэргийн Музей)の人気はないようです。
外にはT-34戦車などが屋外展示されており間近で戦車が見られます。
ノミンデパートにやって来ました。ノミンデパートはモンゴルで一番大きなデパートで日用品から家電製品、輸入品まで幅広く揃っているのが特徴です。1階にはノミンスーパーマーケットがありおそらくモンゴルで一番の品揃えだと思われます。
ノミンスーパーマーケットでビールを購入。APUのСЭРҮҮН SUPER LIGHT 500ml アルコール度数3.8% 1660トゥグルグ(83円)です。
夕食は地元の人達が利用する食堂を新たに発掘します。
食べるのはモンゴルの定食ゴリヤシ(Гуляш)5000トゥグルグ(250円)です。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 11270トゥグルグ | – |
宿泊費 | 23600トゥグルグ | 1泊11800トゥグルグ×2 |
交通費 | 600トゥグルグ | – |
ICカード(U money) | 3800トゥグルグ | – |
ジューコフ博物館 | 13000トゥグルグ | 入場料3000トゥグルグ 写真撮影10000トゥグルグ |
モンゴル軍事博物館 | 3000トゥグルグ | – |
合計 | 55270トゥグルグ | – |