モンゴルの首都ウランバートルからチンギスハーンが建国したモンゴル帝国の首都があったハラホリン(カラコルム)へ向かいます。
ルート情報
- 出発地:ウランバートル
- 目的地:ハラホリン(カラコルム)
- 距離:360km
- 所要時間:6時間
- バス代:17300トゥグルグ(865円)
ドラゴンバスターミナルへ移動
出発前にゲストハウスで朝食を頂きます。ウランバートルは東南アジアの都市とは違い外に屋台が出ておりませんので朝食付きというのは嬉しいですね。朝食を食べたらチェックアウトしてすぐ近くのバス停へ移動します。
10:00、1番バスに乗車してウランバートルの西にあるドラゴンバスターミナルへ向かいます。運賃は500トゥグルグです。1番バスはウランバートルで最新の青い連結バスなので遠くからでもすぐに分かります。この1番バスはウランバートル市内を東西に貫く大通りの平和通りを走っており、途中で右左折せずにひたすら東西にまっすぐ走りますので、ドラゴンバスターミナル、ノミンデパート、チンギスハーン広場、ジューコフ博物館を移動するのに便利です。
10:35、ドラゴンバスターミナル最寄りのバス停「ТА ЧИ」で下車します。
バス停を降りてそのまま道なりに歩くとバスがたくさん見えてきます。
こちらはドラゴンセンターでドラゴンバスターミナルの名前の由来になった建物らしいです。
バスでモンゴル中央部のハラホリンへ
こちらがドラゴンバスターミナルで建物の前に出発前のバスが停車しています。建物の地下にはノミンスーパーマーケットが入っており飲み物など購入できますがバスに置いて行かれる可能性もあるので1人の場合は利用しない方が賢明です。
こちらが今回乗車するバスです。韓国製ヒュンダイのバスになります。ウランバートルからハラホリン間での距離は360kmになります。11:00にウランバートル・ドラゴンバスターミナル出発、17:00にハラホリンバスターミナル到着、6時間の道のりの予定です。
ハラホリン行きバスの前ではガヤズ ゲストハウス(Gaya’s Guest House)ともう1件の2件のゲストハウスの客引きのお姉さんがおります。2人とも美人さんなので下心のある男性は引っかかってしまいそうです。私はGaya’s Guest HouseをBooking.comで予約しておいたので声をかけても意味がありませんが、お姉さんたちとお近づきになりたい場合は事前に予約しない方がいいかもしれません。
11:05、ウランバートルのドラゴンバスターミナルを出発します。出発時にチケットが回収されますので、何かあった時のために事前に写真を撮っておいた方がよいですね。
バス車内は空席が目立ち半分ほど席が埋まっている程度です。これでしたら当日でもチケットが買えそうですね。30分ほどバスが走ると都会の景色が変わり外には草原が広がっています。
ウランバートル市内を出たところでガソリンスタンドにより給油します。
ドラゴンバスターミナルを出発して1時間が経ちました。外は地平線まで大草原が広がっています。まさにモンゴルの大草原です。
羊、牛、馬たちが放牧されており、羊たちが道路を横断すれば羊優先になります。
大草原の中を走っていますが、たまに集落があり商店やガソリンスタンドが並び給油や休息が出来るようになっています。
集落を抜けて大草原へ入ると遠くには遊牧民の移動式住居ゲルも見られます。
牛や馬たちの水飲み場もあります。
馬に乗った遊牧民たちもおります。バイクに乗った遊牧民も混じっているのは時代の流れでしょうか?
14:30、集落で昼食休憩になります。モンゴルの食堂を意味するゾーギイン・ガザルの看板が掲げられたお店が多数あります。乗客たちは好みのゾーギイン・ガザルへ入っていき昼食となります。
15:00、昼食休憩が終わりハラホリンへ向けてバスが出発します。草原だった地形は徐々に草が少なくなり乾燥したステップ気候へと変わってきます。ツーリスト用のゲルキャンプの看板が出ていたりもします。
ゲルも増えてきました。
ラクダの集団もいます。
ウランバートルから6時間でハラホリン(カラコルム)到着
17:00、世界遺産エルデネ・ゾーの前を通過してハラホリンの町へ入ります。
17:10、ハラホリンバスターミナルに到着です。バスターミナルといっても広い駐車場です。ほぼ予定通りウランバートルから6時間でハラホリンに到着しました。バスを降りるとガヤズ ゲストハウス(Gaya’s Guest House)のオーナーのガヤさんが迎えに来ていました。歩いていくつもりだったのですが、これは予想外です。
ピックアップは頼んでいなかったのですが、ウランバートルのドラゴンバスターミナルにいた客引きの美人のお姉さんから連絡がいったのでしょうか?「予約してた日本人がバスに乗ったよ~!」とか・・・。
歩くつもりでしたがゲストハウスまで2kmほど離れていますので、ここはガヤさんの車に乗せてもらいます。車には他の旅行客が乗っていると思ったら、地元の人たちが乗っています。車が発車すると途中で地元の人たちを下ろしていきます。どうやらご近所さんだったのですね。ご近所さんを迎えに来たついでに私が回収されたようです。
17:20、ガヤズ ゲストハウス(Gaya’s Guest House)に到着。やはり車に乗せてもらって正解でした。
今回、Booking.comで予約したのはモンゴルの伝統住居ゲルの6人ドミトリーです。ウランバートルでは屋上の設置されたゲルに宿泊しましたが、ガヤズ ゲストハウス(Gaya’s Guest House)のゲルは地面に設置された正真正銘のゲルです。
ゲルの6人ドミトリーは1泊19200トゥグルグ(8ドル/890円)になり4泊します。支払いはトゥグルグ、米ドルのどちらでも可能ですが、ハーン銀行のレートで計算すると米ドルで支払った方がレートがよいです。今回は4泊分を米ドルで32ドル支払います。
ゲルは広めで雰囲気はなかなか良いです。天井から射し込む光で内部は結構明るいです。Wi-Fiはゲルでも使用可能です。ゲストハウスに到着したので早速外を散歩したいところですが、強風で砂埃が舞い上がっておりやめておいた方が良さそうです。
関連記事:モンゴル・ハラホリン 世界遺産エルデネ・ゾーまで1.5km、モンゴル帝国の首都カラコルムにあるゲストハウス「ガヤズ ゲストハウス(Gaya’s Guest House)」
19:30、夕食でモンゴルの蒸し餃子とも呼べるボーズを食べます。夕食は3ドルなのですが町まで食べに行くよりゲストハウスで食べた方が楽です。
21:00を過ぎても外はまだ夕方でハラホリンの日の入り時刻は21:08です。日本ならとっくに夜になっていますがモンゴルはまだ明るいです。ウランバートルからハラホリン(カラコルム)まで移動してきて、明日から世界遺産エルデネ・ゾーの見学やカラコルムに残るモンゴル帝国の遺跡を探してみたいと思います。
項目 | 金額 | 備考 |
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交通費 | 500トゥグルグ | – |
合計 | 500トゥグルグ | – |
項目 | 金額 | 備考 |
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宿泊費 | 32ドル | 1泊8ドル×4 |
合計 | 32ドル | – |