外国人きっぷ売り場でニューデリー行ききっぷ購入
バス停ノナプクールからハウラー(Howrah)行きのバスに乗車します。フーグリー川(Hooghly River)のFairlie GhatとB.B.D.Bagh駅近くで下車しますがバス停名が分からないので乗務員さんにはハウラー駅と言っておき運賃8ルピーを支払います。
目的地のバス停から徒歩2分ほどの場所にイースタンレイルウェイ(Easterm Railway)の予約オフィスがあり、ここに外国人専用窓口があります。一昨日、ニュージャルパイグリ(NEW JALPAIGURI)までのきっぷを購入しているのですが、今回はニュージャルパイグリ(NEW JALPAIGURI)からニューデリー(NEW DELHI)のきっぷを購入しておきます。
きっぷを購入する前にイースタンレイルウェイの斜め向かいのビルに入っているコピー屋さんでパスポートとインドビザのコピーをとります。コピーをとったらイースタンレイルウェイの予約オフィスへ行きます。左側の入口は一般窓口で混雑しています。右側の入口は空いており、こちらが外国人用窓口です。
予約オフィスへ入ると小銃を持った警備員さんがいますのできっぷ購入に来たことを言えば案内してくれるのですが今日はいませんでした。そのまま窓口へ行き申込用紙をもらい記入します。
申込用紙、パスポート、パスポートとインドビザのコピーを提出すると窓口のおじさんが端末を叩いて発券してくれます。代金を支払い、最後に台帳にサインをしてきっぷを受け取ります。乗車日、乗車駅、到着駅などはその場で確認します。
フェリーでハウラー駅へ移動
きっぷの購入ができましたので、次はハウラー駅へ向かいます。イースタンレイルウェイから西へ徒歩2分ほどの所にフーグリー河(Hooghly River)のFairlie Placeのフェリー乗り場(Jetty)があり船でハウラー駅へ行けます。
まずは通勤路線のB.B.D.Bagh駅の踏切を渡ります。踏切のすぐ脇にB.B.D.Bagh駅があります。
踏切を渡り奥へ行くとフェリーのチケット売場があります。
時刻表も出ています。
ハウラー駅まで運賃は5ルピーです。
ここのフェリー乗り場は脇にヒンズー教の沐浴場がありFairlie Place Ghatと呼ばれています。フェリーが到着していましたので乗船します。
出発まで10分ほど時間がありのんびり待ちます。
フーグリー川(Hooghly River)を渡ります。
ハウラー駅のフェリー乗り場に到着です。
フェリーの乗り場を出ると眼の前がハウラー駅になります。
駅側から見ると郵便局の左にフェリー乗り場の入口があります。
鉄道でハウラーからニュージャルパイグリまで移動
ハウラー駅までやってきました。これからコルカタからダージリンへ向かいます。コルカタのハウラー駅からシリグリのニュージャルパイグリ駅で下車して乗り合いジープでダージリンへ向かいます。ハウラー駅構内はかなり混雑しております。
売店やフードコートもあり買い出しや食事には困りません。
、駅の電光掲示板に乗車する列車が表示されています。8番線からの発車です。
TRAIN NO. | 15959 |
---|---|
TRAIN NAME | KAMRUP EXPRESS |
乗車駅 | HOWRAH 17:35発 |
目的地 | NEW JALPAIGURI 06:20着 |
座席等級 | 3等寝台(3A) |
料金 | 1290ルピー(2193円) |
インドの鉄道は乗客名簿が張り出される
8番線へ向かうと列車が停車しています。8番線ホームの入口付近に「RESERVATION CHART」と表示された掲示板があり人が集まっています。このRESERVATION CHARTは乗客名簿になります。キャンセル待ちのWL(WAITING LIST)できっぷを購入してもここに名前があれば乗車できます。私は外国人枠のFTで購入していますのでシートは確定しています。
貼り出されたリストを確認していくと私の名前がありました。他のリストも見てみますが外国人は私以外おりませんでした。このように乗客名簿が駅のホームに貼り出されておりますので日本の基準で考えると個人情報流出し放題ともいえます。
リストを確認して購入時のきっぷの通りの車両とシートですので、そのまま乗車する車両へ向かいます。
インドの列車に乗車
始めはSECOND CLASSの車両で一番きっぷが安い一番下の車両で予約無しで駅できっぷを購入すれば乗車できます。自由席ですの大混雑になりインド上級者のバックパッカーでないと乗りこなせないようです。窓には不正乗車防止のために格子が取り付けられています。
次はSLEEPER CLASSになり、きっぷにはSLと表示されます。こちらはエアコン無しの3段ベッドの寝台になります。扇風機は付いておりますが通路でも乗客が寝ていたりとインド上級者向けの車両です。Second Class同様で窓には不正乗車防止のために格子が取り付けられています。
こちらが私が乗車するAC THREE TIERの車両です。きっぷには3Aと表示されるエアコン付き3等寝台です。車両番号を確認して乗車します。
3Aの車両は開放型寝台で3段ベッド2つ、通路側に2段ベッドが設置されています。
インドは線路幅が日本より広く車両が大きいので、例えるなら日本のB寝台の通路側にも2段ベッドが設置されているといった感じです。
定刻より2分遅れでハウラー駅を出発します。目的地のニュージャルパイグリ(NEW JALPAIGURI)までは直線距離で約450kmになり、06:20到着予定ですので約12時間半の乗車時間になります。インドの鉄道は車内放送がありませんので途中駅への到着時には自力で確認して下車します。
発車後20分ほどで乗務員さんが夕食の注文を取りに来ますが、この列車のきっぷには食事は入っておりません。有料の夕食ですので断ります。
、ようやく車内検札があります。乗務員さんが乗客名簿を持ってきっぷと照合していきます。
、眠いので早めに寝て寝過ごさないように明日に備えます。この時間になるとシーツをセットして寝ている乗客もおります。インドの鉄道は22:00~06:00が消灯時間になります。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 10ルピー | – |
交通費 | 3100ルピー | 鉄道 ニュージャルパイグリ→ ニューデリー 3等寝台(3A) |
交通費 | 8ルピー | 路線バス |
交通費 | 5ルピー | フェリー |
合計 | 3123ルピー | – |
インド・コルカタからダージリンまでのGPSデータ
こちらはインド・コルカタからダージリンまで鉄道・乗り合いジープで移動した際に収集したGPSログです。Google マップに取り込んで表示させていますので、実際にどこから出発してどこに到着したかが分かります。下記リンクからはGPXファイルとKMLファイルがダウンロードできますので、Google EarthやGPS機器に取り込んで使うということもできます。